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運用資産の伸び著しい「安定リターン」ファンド、ポンド買いに転じる

Bloomberg 10/17(月) 10:39配信

スウェーデンのノルデア銀行が手掛けるファンド「安定リターン」は運用資産の伸びが欧州一だが、英通貨ポンドの相場が底を打ち、今後は上昇するとの見方に転じた。

運用資産200億ユーロ(約2兆2830億円)の同ファンドは今年に入り、円を買ってポンドを売る戦略に出て利益を上げていたが、この戦略を転換。英国民投票で欧州連合(EU)離脱が選択され、ポンドは今年これまでに対円で28%下落した。

ノルデア・アセット・マネジメントのマルチアセット担当責任者、アスビョルン・トローレハンセン氏はポンドの「価値は一段と適正になった」と電話インタビューで指摘。「少し高いと思われる商品国通貨をショートにし始めている」と述べ、ポンドを買ってオーストラリア・ドルやニュージーランド・ドルを売っていると説明した。

同ファンドはベンチマーク投資を避け、リスクにもっぱら集中することで高リターン獲得を目指す。これが奏功し、今年1-8月には100億ユーロが新規流入。9月には新規顧客の受け入れを停止した。 過去5年のリターンは年率7%。

原題:Nordea’s $22 Billion Flagship Fund Is Now Betting on the Pound(抜粋)

Jonas Cho Walsgard

最終更新:10/17(月) 10:39

Bloomberg