ここから本文です

ポンドはEU離脱の衝撃緩衝材-ブロードベント英中銀副総裁

Bloomberg 10/17(月) 18:33配信

イングランド銀行(英中央銀行)のブロードベント副総裁は、英国の欧州連合(EU)離脱選択以来のポンド安がこの決定による経済面の衝撃克服を助けるだろうと指摘した。

EU離脱を決めた6月23日の国民投票以来、ポンドは約18%下落した。過去1週間には英中銀当局者の多くが急落に言及し、カーニー総裁もポンドの水準に無関心ではないと語った。

ブロードベント副総裁は17日放送されたBBCラジオとのインタビューで、ポンドが下がりすぎれば英中銀は介入するかとの問いに、為替レートの柔軟性は英経済にとって重要な緩衝材だと答えた。

「柔軟な通貨を持っているというのは極めて重要で、自国経済が貿易相手国と異なる衝撃に見舞われるような環境では特にそうだ」と発言。「国民投票という形で、われわれはまさにそのような類いの衝撃を受けた。この衝撃への通貨の対応を許容することは重要な緩衝材だ」と続けた。

一方、ポンド安は輸入コストを押し上げ、向こう数カ月で消費者物価に波及するとみられる。ブロードベント副総裁は向こう数年のうちにインフレ率が恐らく英中銀の目標である2%を「幾分」超えるだろうとしつつ、これに関する懸念は示さなかった。

原題:Pound Will Cushion U.K. From Brexit, BOE’s Broadbent Says (1)(抜粋)

Fergal O'Brien

最終更新:10/17(月) 18:33

Bloomberg