ここから本文です

【パ・リーグCS】165キロ連発!大谷のスーパーリリーフもう見納め?

東スポWeb 10/18(火) 5:31配信

 怪物に新たな伝説が加わった。パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージは16日、札幌ドームで第5戦が行われ、日本ハムがソフトバンクに7―4で逆転勝ちし、対戦成績を4勝2敗(アドバンテージを含む)として4年ぶり7度目の日本シリーズ進出を決めた。3番・DHでスタメン出場していた大谷翔平投手(22)が9回に救援登板してプロ野球最速更新の165キロを連発し、三者凡退に抑えた。

 MVPこそシリーズ2発、5打点の中田に譲ったものの、CSファイナルステージ全体を通しては、やはり大谷に始まり大谷で終わった5試合だった。

 12日の初戦でリアル二刀流出場。打者で2打数1安打、投手で7回1安打無失点で勝利すると、2戦目から5戦目までを「3番・DH」で野手出場。その間、打撃は16打数3安打(打率1割8分8厘)、2打点と振るわなかったものの、3点をリードして迎えた第5戦の9回表にDHを解除しての“スーパーリリーフ”が実現した。

 全15球中、8球の直球全てが163キロ以上。うち3球が自己の持つ日本最速を更新する165キロ、さらに151キロのフォークで空振りを奪うというワンマンショーだった。野手で先発した選手がセーブを挙げるのはプロ野球史上初だ。

 大谷は「ほぼゾーンを目がけて投げた。良かったとか悪かったを気にする暇もなかった。DHで出てましたし、体自体も動いていた。ただピッチング自体のクオリティーは低い気がする。自分で納得している部分もない」と8球の163キロ以上で空振りが一度しか取れなかった内容も含め、冷静にこの日の投球を振り返った。

 栗山監督は「あいつが珍しく『ボク、行きますよ!』という目でオレを見ていた。それだけ勝ちたかったんだろうね。本人の『やりたい』という気持ちを止めてしまうことが一番のリスクだと思った」と9回のクローザー起用を決めた舞台裏を語ったが、試合中にDHを解除しての“スーパー二刀流”は今回が最後とも念押しした。

「勝ち抜けなきゃいけないここ(CS)だけは無理するように言っていたけど(日程に余裕と移動休みもある)日本シリーズは無理させない。二度とこれは起こらない」

 ならば、やはりこのスペシャル起用を生かせる場は侍・権藤博投手コーチが以前から熱望しているように、来年3月のWBCでこそ、ということになる。
 だが、大谷を追いかけるメジャー関係者は難色を示している。

「現実の試合で証明したように彼の能力があればどんな起用にも応えられると思う。ただ若い時から無理をすると必ず体にリスクを負うことになる。それは日本の先輩投手たちを見れば明らか。投手に関してはしっかり間隔を空けて周囲がケアしてあげるべき」(ナ・リーグ球団スカウト)

 大谷の起用はその才能がスーパーなだけに、非常に悩ましい。

最終更新:10/18(火) 5:47

東スポWeb

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

失うことで不完全さの中に美を見出した芸術家
画家のアリッサ・モンクスは、未知のもの、予想しえないもの、そして酷いものにでさえ、美とインスピレーションを見出します。彼女は詩的で個人的な語りで、自身が芸術家として、そして人間として成長する中で、人生、絵の具、キャンバスがどう関わりあってきたかを描きます。 [new]