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発想の勝利! 串のポイ捨て防ぐアイデアが話題 川越の漬物屋がお祭りに合わせ考案、称賛の声相次ぐ

withnews 10/18(火) 7:00配信

 埼玉県川越市の漬物屋が考案した「ポイ捨てを防ぐごみ箱」が話題になっています。串に刺して提供しているキュウリの浅漬け用として設置した箱状のもので、30個のマスで区切られています。縦には「将来の希望」、横には年齢層の項目が並んでいて、アンケートに答えるようにして串を捨ててもらおうという試みです。大型連休や祭りのとき限定で登場するこの箱。考案した漬物屋に話を聞きました。

【画像】結婚したい、お金持ちに……「将来の希望」5項目。名物・玉ねぎの漬物や「創作漬物寿司」も紹介

「お金持ちに」「結婚したい」

 考案したのは「河村屋」川越店です(本店は大宮市)。駄菓子屋などがひしめく観光名所「菓子屋横丁」近くの蔵造りの町並みの一角にあり、漬物で作る創作寿司でも知られています。

 そんな店で春先から秋口にかけて販売しているのが「河童のきゅうり」。串に刺したきゅうりの浅漬けで、1本税込み150円です。

 ツイッター上で話題になっているのは、15・16日に開催された国指定重要無形民俗文化財「川越まつり」の際に設置した箱です。

 投稿された画像を見ると、箱の縦には「お金持ちになりたい」「結婚したい」といった将来の希望が5項目、横には10歳以下から50歳以上まで年齢別に6つの区分が並んでいて計30個のマスに分かれています。アンケートに答えるようにして、この中から選んで串を捨ててもらうのが狙いです。

 この画像がツイッターに投稿されると「頭良い!ってこういうことだな」「今度の地元の子供会の縁日に導入しよう」といった声が上がりました。

 店長の松岡由起さんは「ゴールデンウィークや川越まつりなど、大イベントの時に数年前から設置しています」と話します。食べ歩きできる商品なので、お客さんが増えるとポイ捨てされるのではないかと心配になり、思いついたそうです。

じっくり考えてから

 話題になっている箱は、川越まつりの時など年に数回設置していますが、将来の希望などの項目については、その都度の思いつきで変えているそうです。

 松岡さんによると、ほとんどの人が真剣に文字を読んで、じっくり考えてから捨てるといいます。

 若い人は「有名になりたい」が多く、年齢が上がるにつれて「お金持ちになりたい」などの現実的な項目が増えるそうです。お客さんから「ちゃんと統計とったら面白いんじゃない」と声をかけられるなど、これをきっかけに会話が弾むといいます。

 先日の川越まつりでは、きゅうりをかじりながら街歩きをして、最後に串を捨てるために戻ってきた人も多かったそうです。

 松岡さんは「こんなに話題になるなんて、びっくりです。最後まで楽しんでいただけて、こちらもうれしい限りです」と話します。

最終更新:10/18(火) 11:38

withnews

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