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JAL、イベリア航空とも共同事業 BA、フィンエアーの4社で

Aviation Wire 10/18(火) 19:16配信

 日本航空(JAL/JL、9201)は10月18日、欧州路線での共同事業(JV)をイベリア航空(IBE/IB)を加えた計4社で展開すると発表した。日本からはロンドンとヘルシンキのほか、マドリードを拠点とし、欧州各地へ乗り継ぐことができるようになる。

 JALは2012年10月、ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)と、2014年4月からフィンエアー(FIN/AY)とJVを展開。ネットワークの強化やサービス向上などに取り組んでいる。イベリア航空が加わったことで、マドリードからのスペイン国内や欧州各国へのネットワークを強化する。

 共同事業の開始により、日本と欧州の直行便に接続する乗り継ぎ便のスケジュールを調整することができ、利便性が向上する。また、4社の共同運賃を設定することで、各社の運航便から時刻や出発地、経由地などで利用者のニーズに合った便を選べるようになる。

 共同事業を展開する日欧間の対象路線は4社計12路線。JALは羽田-ロンドン、パリ、成田-パリ、フランクフルト、ヘルシンキの5路線、ブリティッシュ・エアウェイズはロンドン-羽田、成田の2路線、フィンエアーはヘルシンキ-成田、関西、中部(セントレア)、福岡の4路線、イベリア航空はマドリード-成田線の1路線で展開する。

 このほか、ロンドンからの約80地点、ヘルシンキからの約60地点、マドリードからの約80地点の欧州各都市に加え、日本国内約40地点も対象とする。マドリード以遠のバルセロナやセビリア、ビルバオなどスペイン各都市のほか、ローマやジュネーブなど計21地点へのコードシェア(共同運航)は10月30日から開始する。

 イベリア航空は1927年設立。現在はマドリードを拠点にスペイン国内や欧州、北中南米、モロッコやアルジェリアなど、マグレブ諸国を中心としたアフリカに乗り入れている。現地時間10月18日から、マドリード-成田線を開設する。現地発火曜と金曜、日曜の週3往復で、1998年11月以来17年11カ月ぶりに再就航する。

 現在は英航空グループのインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)に所属。同グループ傘下にはイベリア航空のほか、ブリティッシュ・エアウェイズとエアリンガス(EIN/EN、アイルランド)、LCCのブエリング航空(VLG/VY、スペイン)の計4社がある。

 JALは今年5月、欧州路線でのJVにイベリア航空を追加する独占禁止法適用除外(ATI)を国交省に申請。8月に認可され、9月にはマドリード-成田線でコードシェアを開始すると発表していた。

Yusuke KOHASE

最終更新:10/18(火) 19:16

Aviation Wire