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【日本シリーズ】“完全アウェー”マツダスタジアム歓迎する日本ハム

東スポWeb 10/18(火) 16:32配信

 セ・リーグを制した広島とパ・リーグの覇者・日本ハムとの日本シリーズは22日にマツダスタジアムで開幕する。日本ハムは敵地マツダの独特の熱気を若手育成に利用しようと盛り上がっている。

 10年ぶりの日本一を目指す日本ハムは広島との頂上決戦でも「スカウティングと育成で勝つ」という球団の理念を貫く。

 日本シリーズは4年ぶりの出場で、しかも敵地で開幕する。ナインが硬くなっても不思議ではない。しかし、栗山監督はそんな完全アウェーの状況を「いいよね、あの雰囲気。素晴らしい。あの真っ赤な敵地で試合をすることで選手はよりうまくなる」と大歓迎している。

 どんなに打撃投手の球を打っても、ノックを受けても練習では経験できないのが目まぐるしく状況が変わる実戦の中での対応力。そこに負けられないプレッシャーがかかればかかるほど課題や達成感は鮮明になる。栗山監督が「絶対に緊張はするし、緊張していいんだ。その中で何ができて何ができないのか。確認と目標が明確になる」と力説するのは、選手にさらなる成長を期待しているからだ。

 ソフトバンクとのCS5試合の中でも、それを実践した。3年目で2桁勝利を挙げた高梨が第4戦に先発し、2発を浴びて4回4失点KO。その一方で、栗山監督は3点を負う8回からドラフト3位ルーキー・井口をマウンドに送り、負け試合の中で2回を無失点3奪三振と自信を植え付けた。

 打者で出場していた大谷が9回にリリーフ登板するスーパー二刀流で突破した第5戦でも先発したドラフト2位ルーキーの左腕・加藤は初回4失点KOの屈辱を味わい、喜ぶチームメートの中で一人涙していた。その強烈な悔しさこそが、成長の糧というわけ。目先の勝利もさることながら、日本ハムは“最高の教育の場”として広島との日本シリーズに臨む。

最終更新:10/18(火) 20:28

東スポWeb