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【日本シリーズ】広島燃えさせる日本ハムとの“ある因縁”

東スポWeb 10/18(火) 16:32配信

 セ・リーグを制した広島とパ・リーグの覇者・日本ハムとの日本シリーズは22日にマツダスタジアムで開幕する。両球団はFA補強などには頼らず、自前の選手をイチから育成するという共通点がある。そんな中、広島はドラフトをめぐる日本ハムとの“ある因縁”がさらにチーム内の士気を高めている。

 休日明けとなった17日、赤ヘル軍団はすでに“日本シリーズモード”に入っていた。対戦相手が日本ハムになったことについて緒方孝市監督(47)は「シーズンで厳しい戦いを勝ち上がってきている。誰か一人がどうとかではない。全員をマークしなければいけない」と警戒。一方、打撃練習では普段はバント練習用として使われているマシンを通常より1メートル前に配置し、球速も最速に設定。打者は来たボールを空振りし速球に目を慣らす“大谷対策”を敢行した。

 32年ぶりの日本一に向けて余念がないが、育成球団としてのライバル心がさらにチームを燃えさせている。両者のシリーズでの顔合わせは初めてだが、実は選手獲得に関しては熱い“攻防”を繰り広げてきた歴史があるのだ。「菊池にしても誠也にしても日本ハムが高く評価していたので、2位で指名しないと獲れなかったと思う。そういう意味では選手を見るポイントが似ているのかもしれない。(日本ハム前GMで現スカウト顧問の)山田(正雄)さんから『よく重なるね』と言われたこともある」(球団幹部)

 現在、主軸としてチームをけん引する菊池涼介内野手(26)や鈴木誠也外野手(22)、さらに一昨年の1位・野間峻祥外野手(23)は広島が早くから高評価していたが、同じく目を付けていたのが日本ハムだったのだ。ドラフトだけではない。「彼も獲得候補のリストに入っていた。打撃はもちろん、アメリカでもほとんどケガをしたことがなく体が強いところが評価ポイントになっていた」(球団関係者)というように今季パ・リーグの本塁打王に輝いたブランドン・レアード内野手(29)は打線強化のために赤ヘルも狙っていた助っ人だった。

 こうした選手獲得におけるやり合いの系譜があるだけにチーム内は「外国人選手を見る目や二軍でしっかり力をつけさせて一軍で花を開かせる育成力は素晴らしいが、うちも育成とスカウティングでやってきたチーム。似た特色を持っているだけにこのシリーズは負けられない」(前出の球団幹部)と息巻いている。球団の矜持を守るためにもチーム一丸で日本ハムを倒したいところだ。

最終更新:10/18(火) 20:29

東スポWeb

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