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米大統領選版「Pokemon GO」 現れるのはポケモンではなくクリントン氏とトランプ氏

ITmedia ニュース 10/18(火) 13:54配信

[AP通信] 米有権者の中には、大統領選の両候補になど近寄りたくないという人もいるかもしれないが、米ダートマス大学の教授らは、あちこちで両候補を見つけたいという人たち向けのゲームアプリを開発した。

【大統領候補発見の画像】

 ダートマス大学の2人の教授は開発者と協力し、人気のスマートフォン向けゲーム「Pokemon GO」を真似たAR(拡張現実)ゲーム「HillaryDonald GO」を開発した。

 このゲームでは、ポケモンではなく、近くにある“選挙ブース”を探す。ブースにはヒラリー・クリントン氏とドナルド・トランプ氏が待ち受けており、そのどちらかに“いい感じ”を送ると、その候補者の支持率がアップする。

 各ブースには、そのブースでより多くの“いい感じ”を受け取った候補者の顔が表示される。両候補はプレイヤーの選択にユーモラスな表情で反応したり、遊説中のお馴染みのフレーズを本人の声で唱えたりする。

 HillaryDonald GOは公園や図書館、記念建造物、カフェなど、全米の約100万カ所の公共の場のほか、世界各地の米大使館の周辺でもプレイできるという。

 デジタルヒューマニティーズ(人文情報学)とスラブ研究の専門家であり、このゲームをアメリカ政治が専門のジョセフ・バフューミ教授とともに開発したミハイル・グロナス教授は次のように語る。「古代ギリシャで民主主義が生まれて以来ずっと、近代政治は本質的には競争的なゲームだ。ゲームは社会的な活動としては軽視されがちだが、選挙は私たちの国にとって最も重要な政治的決断の1つであり、得票数を気にしたり、自分のチームを応援したりするところなど、ゲームと非常によく似ている」

 「大統領選が終盤を迎える中、このゲームで気軽に競争を楽しむことで、刺々しい空気が和らぎ、選挙戦の緊張から少しは解放されるのではないだろうか」とグロナス教授は期待を寄せる。

 またバフューミ教授は、このゲームをきっかけに大統領選に関心を持つ人が増えることに期待しているという。
(日本語翻訳 ITmedia ニュース)
(C) AP通信

最終更新:10/18(火) 13:54

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