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住友生命、SDN技術を利用する次期イントラネット基盤を構築へ

ITmedia エンタープライズ 10/18(火) 15:02配信

 NECは10月17日、住友生命保険から統合イントラネット基盤「あいキューブシステム」の次期システム構築を受注したと発表した。2018年度の稼働を予定している。

 この次期システム基盤は、サーバ、ネットワーク、ミドルウェアなどのICT資源を提供する「インフラ基盤」と、各種業務システムを利用するために必要な認証、運用監視、端末セキュリティなどの共通機能を提供する「あいキューブ基盤」で構成される。

 住友生命保険は、次期システムのインフラ基盤で、以前から取り組んでいるサーバ仮想化に続き、新たにネットワーク基盤(LAN)を仮想化する。NECが有するSDN(Software-Defined Networking)対応ネットワークの構築ノウハウを活用し、ネットワーク基盤を仮想化。一つの物理ネットワーク上に複数のネットワークを論理的に構成して通信品質やセキュリティを確保し、またネットワーク全体の集中制御による運用管理の効率化、データ量の増大などに応じた迅速かつ柔軟なネットワークの対応力充実を図る。

 サーバ仮想化基盤については、利用ハードウェアのIAサーバ化を進める。現行システムでは商用UNIXサーバとIAサーバが混在しているといい、これをIAサーバに移行・集約してシステムの柔軟性向上や投資コスト低減を目指すとしている。さらに、システム開発用のPCをシンクライアントに移行し、ICT資源の有効活用を実現する。

 また、あいキューブ基盤では、基幹業務システム向けに最適化したNEC製のセキュアブラウザを採用。OSや標準ブラウザのバージョンアップの影響を受けない仕組みにすることで、将来的な保守コストを削減する。利用システムに応じてブラウザを自動選択する機能も導入する。これらにより、業務効率化やシステム運用管理コスト低減、セキュリティ強化などを実現するという。

最終更新:10/18(火) 15:02

ITmedia エンタープライズ