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アニソンを最高に楽しめる、士郎正宗デザインのイヤフォンが登場

ITmedia LifeStyle 10/18(火) 22:57配信

 「アップルシード」や「攻殻機動隊」など、独自の作風と世界観で知られる漫画家、士郎正宗氏がデザインしたアニソン向けのイヤフォンがいよいよ発売される。エレコムは、同社の創立30周年を記念した「30th Anniversary Design Project」の成果として、「EHP-SL100シリーズ」および「EHP-SH1000SV」の2機種を10月下旬に発売すると発表した。

「EHP-SL100シリーズ」は4色

 価格はオープンプライス。実売想定価格は下位モデルのEHP-SL100シリーズが1980円前後から、ハイレゾ対応のEHP-SH1000SVは2万9800円前後になる見込みだ。

●手軽に楽しめる「EHP-SL100シリーズ」

 EHP-SL100シリーズは、丸みを帯びた有機的なデザインにメタリックカラーを組み合わせた。ハウジングは樹脂製で、10mm径のダイナミック型ドライバーを搭載。ハウジングの横からケーブルを出すエレコム製品のスタイルを踏襲している。音導管からケーブルまでの距離を短くすることで、装着時の安定性を向上させるのが目的だ。

 ドライバーの振動板にはチタンコートPETフィルムを採用。40本のリブを設け、分割振動やローリングなどを防止するという。再生周波数帯域は20~2万Hz、感度は102dB、インピーダンスは16Ω。

 EHP-SL100シリーズは、ケーブルとカラーリングによって4モデルを用意しており、マイク付き1ボタンリモコンを備えた「EHP-SL100M」(実売2480円)はブラックとシルバーの2色、マイクなしの「EHP-SL100A」(実売19890円)はルビンレッドとカッパーピンクの2色となっている。なお、カラーも士郎正宗氏のチョイスとなっている。

●こだわりのハイレゾ対応モデル「EHP-SH1000SV」

 一方の「EHP-SH1000SV」は、円と弧の組み合わせがメカニカルな印象を与えるデザイン。ダイヤカットを施したアルミハウジングで高級感を醸し出す。ケーブルは同じく横出しになっているが、MMCXコネクターによる着脱式とし、さらにコネクター部の“すき間”をもデザインとして取り込んだ。

 ダイナミック型の2Way2ドライバー構成で、高域用の11.6mm径ドライバーと中低域用の12.5mm径ドライバーを同軸上に対向配置し、同相で駆動する。耳に近い位置に配置された高域用ドライバーは中央に穴を開けられており、後ろからくる中低域の音を通過させる仕組みだ。もちろんマグネットやCCAWボイスコイルもドーナツ型。これは、「夏に発表したBLACK BLACK BLACKシリーズと同じ“外磁型”ドライバーだから可能になった」という。

 再生周波数帯域は5~4万5000Hzで、日本オーディオ協会の「Hi-Res AUDIO」ロゴマーク入り。感度は115dB、インピーダンスは13Ωとなっている。

 音質面のこだわりはケーブルにも反映されている。線材には信号伝送ロスの少ないOFCリッツ線を採用し、左右のグランドを分離した4芯構造とした。プラグは通常の3.5mmステレオミニのためバランス駆動には対応していないが、4線構造により左右のセパレーションを高める効果が期待できるという。なお、ケーブル表面には絡みにくいエラストマー素材を採用し、マイクなし3極ミニプラグタイプとハンズフリー通話に対応するマイク/スイッチ付きの4極ミニプラグタイプの2種類を同梱(どうこん)している。

 イヤーチップは、奥行きを2段階で調節できる「デプスフィットイヤーキャップ」。内側と外側の固さを変えることでフィット感を向上させる。このほか、専用のキャリングケースも付属している。

●エレコムの目指したアニソンの音とは?

 エレコムでは、同社製イヤフォンの世界展開を視野に今回のプロジェクトを推進した。「アニソンは国内で非常に大きな市場を形成している。エレコムが海外展開を狙う上でも重要なキーワード。アニソンを最高に楽しめるイヤフォンを世界のアニメファンに届けたい」(同社)

 とはいえ、アニメソングとはアニメ作品に関連した楽曲全般のことで、特定の音楽ジャンルを示す言葉ではない。声優や著名アーティストが歌うこともあり、「歌い手や音楽性の幅はい、今や無限に拡大しているといっていい」。このため、アニソンの“本質”の探究に相当な時間を割いたが、最終的に「キレ」であるという結論に辿り着く。

 「日本のアニメーションは、特有のキレのある動きが良さの1つ。これに合わせる形で音楽もまた魅力的な“キレのある音”を目指していると気づいたときに光明が見えた」(同社)

 音質を示す言葉に変換するなら、それは全帯域の音の明瞭(めいりょう)さ、そしてエッジの立った解像感といったイメージだという。例えばEHP-SL100シリーズはお手頃価格ながら、「ボーカルはつややかに、それでいて低音もしっかり。ハイテンションな主題歌にピッタリの元気な仕上がり」と胸を張る。

 一方のEHP-SH1000SVでは、特殊なドライバーの構造を生かし、「低域側ドライバーの低音をストレートに音導管に届けることでキレと迫力のある低音を実現するとともに、ダイナミックな高域によりアニソンのスピード感を忠実に再現する」としている。

 ちなみにEHP-SL100シリーズのキャッチコピーとなる「永遠の、17歳へ」は、声優の井上喜久子さん公認だ。井上さんは、最近自分の年齢を追い越してしまった娘の「ほの花」さん(同じく声優として活躍中)と一緒に新製品の試聴に臨み、絶賛したという。その音は11月4日から東京ビッグサイト西1/2ホールで開催される「ポタフェス in 2016楽器フェア」でも体験できる。

最終更新:10/18(火) 22:57

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