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中学生考案の箸、収益金を被災地に 修学旅行で販売、越前和紙で柄つけ

福井新聞ONLINE 10/18(火) 8:48配信

 福井県敦賀市粟野中の3年生が、越前和紙で柄つけをした箸と手作りの箸置きをセットにして修学旅行先の東京で販売し、その収益金など計20万円を17日、日赤敦賀市地区長の渕上隆信市長に贈呈した。東北に大きな被害を出した台風10号の被災地などに送られる。

 地場産業の越前和紙と小浜の箸を生かして新商品をつくり社会貢献活動をしようと、昨年度から「ふくい おいしいはし渡しプロジェクト」と銘打って企画した。

 スクールリーダー約10人が中心となって3年生全員247人が取り組んだ。箸に合う柄の越前和紙を選び、箸に貼り付けた。箸置きは牛乳パックを芯にして、箸と同じ柄の和紙で自作した。ピンクや青色の花柄など5種類を520セット作った。

 箸と同時に、敦賀名物の菓子「かたパン」に、生徒が考案したオリジナルの焼き印を押した商品も作製した。修学旅行は5月に行われ、クラスごとに8カ所で販売した。全校生徒で取り組んだ古紙回収の売上金を加えて寄付することにした。

 日赤への贈呈式は敦賀市役所で行われ、3年生を代表して山田陽太さん(15)と奥怜温さん(14)が渕上市長に20万円を手渡した。2人は、保護者アンケートや外国人から意見を聞いて箸作りに取り組んだことを振り返り、「大変だったがいい経験になった。自分たちで考えてゴールに向かう企画力がついた」などと話していた。

最終更新:10/18(火) 10:25

福井新聞ONLINE