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成田空港で現存最古の「旅券」展示 幕末に発給150周年 次期デザインも併せ

千葉日報オンライン 10/18(火) 11:19配信

 現在の旅券(パスポート)につながる「海外渡航文書」が幕末に初めて発給されてから150周年を迎えるのを記念し、成田空港で17日、現存する最古の旅券を展示するイベントが行われた。

 今年は、江戸幕府が1866(慶応2)年に日本人の海外渡航禁制を解き、現在の旅券に当たる文書の発給を始めてから150周年の節目となる。現存する最も古い旅券は、1866年の10月17日に横浜市在住の「亀吉」という男性に交付された第3号旅券。通常は外務省外交史料館に保管され、今回はレプリカが展示された。

 現在の旅券と違って1枚の書面に手書きされ、A4判よりやや大きいサイズ。写真がなかった当時、本人を確認するため、名前や年齢だけでなく、身長や目の大きさなど身体の特徴が記載されている。

 会場には、2019年9月から使用される次期旅券の査証欄のデザインに採用された「冨嶽三十六景」のサンプルも展示された。

 外務省の青柳芳克上席専門官は「旅券の意義は150年前から何も変わらない。紛失しないように楽しい海外旅行を」と呼び掛け。日本航空成田空港支店の石橋正二郎支店長は「旅券の期限切れなどのトラブルは空港に来てから気付いたのでは遅い。事前に入念に確認してほしい」と訴えた。

最終更新:10/18(火) 11:19

千葉日報オンライン