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ATM18億円不正 組員、390万円引き出し認める 佐賀地裁初公判

佐賀新聞 10/18(火) 11:33配信

 佐賀県など17都府県で偽造カードを用いて18億円以上が不正に引き出された事件で、窃盗などの罪に問われた指定暴力団道仁会系組員實(さね)元気被告(35)=福岡市西区富士見=の初公判が17日、佐賀地裁(吉井広幸裁判官)であった。實被告は知人の男2人と共謀して現金計約390万円を引き出した起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、實被告が2人に引き出し役を依頼し、偽造カードや盗んだ現金を管理したり、別の共謀者から電話で指示を受けたりしたことを指摘した。2カ所のATM(現金自動預払機)で、それぞれ15分弱の間に約20回にわたって現金を引き出していたことも明らかにした。實被告は2人に報酬を3万円ずつ渡したという。

 起訴状によると、實被告らは共謀して5月15日、唐津市と福岡市のコンビニのATMに偽造カードを挿入し、それぞれ200万円と190万円を不正に引き出した。検察側は、實被告が別の不正引き出しの未遂事件に関与していたとして追起訴する方針を示した。

最終更新:10/18(火) 11:33

佐賀新聞