ここから本文です

豊漁願い、ノリ種付け 有明海

佐賀新聞 10/18(火) 11:36配信

佐賀県沖の有明海で養殖ノリの種付けが17日、一斉に始まった。漁業者らは夜明け前から出港し、沖合でノリの種が付いたカキ殻入りの袋をつるした網を張り込んだ。豊饒(ほうじょう)の海は赤や青、紫に緑と色とりどりの網で彩られた。初摘みは11月中旬ごろ。

 未明の雨でもやがかかったが、海水温は適温に近い23度前後で強い風もなく、絶好の種付け日和となった。沖合では、黒々としたノリが付くようにと縁起物のおはぎを海に投げ入れて豊漁を祈願し、網を次々と広げて支柱に掛けていった。

 佐賀市東与賀町の吉田虎人さん(62)は「柔らかくて味わいのある佐賀ノリを届けたい。あとは順調に水温が下がるといいが…」と語った。

 昨年は秋芽ノリで「赤腐れ病」が発生し厳しい出足だった。県有明海漁協の徳永重昭組合長は「集団管理で漁業者一丸となって、全国の4分の1の生産量を担う主産地として責任を果たしたい」と述べた。

 販売枚数、販売金額とも14季連続の日本一を目指し、今季は19億枚、228億円を目標に掲げる。

最終更新:10/18(火) 11:36

佐賀新聞