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米国で年間2000億円以上の無駄遣い! ハイオクを不要な車へ給油するのは意味がない

ギズモード・ジャパン 10/18(火) 22:10配信

えっ、無駄だったの?

ガソリンの値段ってバカになりません。でも、愛車のためを思って、やっぱり高級なガソリンを入れなくちゃって心がけている人は少なくないようです。ただし、本当にハイオクのガソリンが車のためになっているのか、考えたほうがいいのかもしれませんよ~。

これは米国での話ですけど、普通はガソリンはオクタン価に応じて、3種類ほどに分かれています。オクタン価が87のガソリンは、いわゆるレギュラー(Regular)に位置づけられています。一方、オクタン価が89にアップするとプラス(Plus)というネーミングになり、さらに91以上のオクタン価にはプレミアムやスーパー(Super)と名づけられて、価格もグンとアップしていきます。

”ドライバーはプレミアムと名のつくガソリンをスタンドで目にすると、この燃料こそが車にもっともよいと考えがちかもしれない。”

このほどアメリカ自動車協会(AAA)は、ドライバーの給油スタイルに関する幅広い調査を実施。結果、正しい知識がなく、無意識のうちにプレミアムやスーパーグレードのガソリンを給油している人が非常に多いことが判明しました。AAAのAutomotive Engineering and Repair部門マネージング・ディレクターのJohn Nielsen氏は、こんなふうにコメントしました。

どうやら米国民の7割は、いわゆるハイオク仕様ではない、レギュラーガソリンで十分という自動車に乗っているそうです。最上位のプレミアムやスーパーグレードのガソリンの給油が必要な車に乗っている人なんて、全体の16%にすぎません。でも、わざわざレギュラー仕様の車へ、必要ないプレミアムやスーパーのガソリンを給油している米国民は1650万人にのぼり、2015年だけで21億ドルも無駄なお金が浪費されたと発表されています!

”ガソリンに関して言うならば、プレミアムというネーミングがついているからといって、その必要がない車にまで、よりよい効果がもたらされるわけではない。”

Nielsen氏は、このように語っていますよ。なお、同じレギュラーのオクタン価のガソリンであっても、実はスタンドによっては、ガソリンの質が大きく異なると注意も喚起されているようです。米国内ではガソリンに「TOP TIER」という基準が存在し、このクオリティにかなうガソリンほど、エンジンへの負担は少なく、燃費も向上するんだとか。

安いに越したことはないと考えがちでしょうけど、悪質なガソリンを入れてエンジンの不具合を招くような結果にならないよう、AAAはよびかけているみたいです。自分の愛車にあったベストなガソリンは、どこでなにを入れるのがよいのか、たまには見直してみるのもよさそうですよ…。

Matt Novak - Gizmodo US[原文]

(湯木進悟)

最終更新:10/18(火) 22:10

ギズモード・ジャパン