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「米オーナー制」で観光客誘致 体験ツアー一行が稲刈り、新米おにぎり味わう 佐賀・武雄

佐賀新聞 10/18(火) 11:50配信

ツアー一行稲刈り満喫

 佐賀県武雄市は、シンガポールの人に武雄産米のオーナーになってもらい、武雄をPRすることで観光客誘致も狙う「さがびよりオーナー制」を始めた。体験ツアーの一行が17日、武雄市橘町を訪れ、稲刈りを体験、新米のおにぎりを味わった。

 外国人旅行者を誘致するインバウンドの一環で、他の自治体などとともに現地に事務所を持ち、和食の人気も高いシンガポールを対象にした。

 オーナーの料金は年間8万~10万円。全国コンクールで6年連続特A評価を受けている橘産さがびよりを作付けした水田1アールのオーナーになってもらうと、収穫した約40キロのコメを送る。田植えや稲刈り時期には武雄へのツアー(旅費は別負担)もあり、オーナー料金には武雄での諸費用1万円なども含んでいる。

 今年は熊本地震の影響で田植えの時期にツアー企画ができず公募できなかった。来年度に弾みをつけようと、現地の旅行会社と連携して九州観光をコースに組み入れた「見学体験ツアー」を初企画した。

 ツアー参加者は6人。鎌を手に田んぼに入ったり、コンバインに試乗したりして稲刈りを体験した。「初体験ですごく楽しい」と話した参加者はオーナーについて「考え中です」と笑顔。コンバインが高級車2台が買える価格と聞き、「個人で持っているのか」などと質問を重ねていた。

 新米のおにぎりは、粘りやもちもち感が好評で、市観光課は「体験を口コミで広げてもらい、オーナー制への関心が高まれば」と期待した。

最終更新:10/18(火) 11:50

佐賀新聞