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ブラジル事業を停止 紡績大手オーミケンシ

サンパウロ新聞 10/18(火) 2:23配信

 紡績大手のオーミケンシ(乙村誠社長、本社=大阪府)は12日付で、同社の連結子会社である伯法人、オーミ・ド・ブラジルテキスタイル(OMI DO BRASIL TEXTIL S.A.)の事業停止を同日開催の取締役会で決議したと発表した。近年に悪化した業績の回復見通しが立てられず、将来リスクを排除するための判断。

 オーミ・ド・ブラジルテキスタイルは1973年の会社設立以降、綿紡績を中心に事業を営み、ブラジル国内外の市場に綿糸を供給してきたが、近年はブラジルへの製品輸入の増加に伴う市場の縮小、恒常的なコストアップと競争激化から収益低下が顕在化し、2014年からのブラジル経済の停滞に伴い急激に業績が悪化した。こうした中、15年後半から生産品種の見直しと高付加価値品の販売、人員や借入金利削減によるコスト改善などの施策を打ってきたが、思うような改善には至っていない。

 なお、ブラジル事業停止に伴う損失額について同社は、現在精査中であり、今後必要に応じて開示するとしている。

サンパウロ新聞

最終更新:10/18(火) 2:23

サンパウロ新聞

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