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【ブラジル】民事再生申請過去最多に 零細・小企業でより深刻

サンパウロ新聞 10/18(火) 2:25配信

 セラーザ・エクスペリアン(Serasa Experian)のまとめによると、2016年9月の民事再生手続き申請件数は過去最多の244件に上った。前の月の137件、15年9月の147件の両方を大幅に上回った。16年1~9月累計は前年同期比62.0%増の1479件に達した。セラーザが5日発表した。

 同月の申請の内訳は、零細・小企業によるものが176件、中規模企業によるものが40件、大規模企業のものが28件。また、9月までの今年累計の内訳は、零細・小企業917件、中規模企業357件、大規模企業205件。

 セラーザのエコノミストらによると、民事再生手続きの申請数が9月に過去最多の数に達したことは、ブラジルの企業各社、とりわけ申請数が前月比109.5%増、前年同月比141.1%増と激増した零細・小企業の財務状況の重篤さの表れだ。高金利や供与制限といった不利な信用状況と組み合わさってキャッシュフローを悪化させている長引く不況に直面して、各社は生き残る手段として民事再生手続きに頼っている。

 今年9月の破産申請数は前月比15.5%増、前年同月比9.4%増の186件だった。内訳は、零細・小企業90件、中規模企業47件、大規模企業49件。今年1~9月累計の破産申請は前年同期比6.0%増の1405件。零細・小企業によるものが740件、中規模企業が328件、大規模企業が337件だった。

サンパウロ新聞

最終更新:10/18(火) 2:25

サンパウロ新聞