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鍵は公明、賛否示さず 富山市議会自民が自主解散検討 

北日本新聞 10/18(火) 0:48配信

■共産・社民強く反対 

 富山市議会の自民会派が検討している自主解散が実現するかどうかを左右するのが、他の会派の動向だ。中でも鍵を握るのが、国政選挙で協力し合うなど自民と距離が近い公明。賛成すれば条件の「5分の4の同意」をクリアできるが、17日の取材には「何も言えない」。共産と社民は、政務活動費を巡る不正の真相が解明されていないとして強く反対している。

 長月の会は、議長と副議長が自民会派を離脱してつくった会派のため、自民と同じ行動をとるとみられ、自民系は計18人となる。

 4人が所属する公明の堀江かず代会長は「他会派のことなので何とも言えない」とし、態度を示さなかった。ただ、堀江氏は9月に自民による自主解散の可能性が浮上した時は「ありえない。不正防止が最優先だ」と否定していた。

 共産の赤星ゆかり代表は「まだ不正を隠している議員がおり、うやむやにするための解散だろう」と強く批判。社民の村石篤氏は「真相解明が先だ。解散すると不正の再発防止も進まなくなる」と反対した。

 自民と同じく政活費の不正が発覚し、2人が辞職した民政クラブ。橋本雅雄会長は会派が置かれた立場を踏まえ「いいとも悪いとも何とも言えない。自民や他会派の考えを聞いて判断したい」と話すにとどめた。

 自主解散には議員の4分の3が本会議に出席し、5分の4の同意を得ることが必要。

 市議補選の経費は約1億2千万円で、新議員の任期は来年4月23日までの約半年。解散すれば来春の市議選を前倒しする形となり、任期は4年ある。補選を行う必要もなくなるが、来春は市長選だけ実施。今後は市議選は秋、市長選は翌春と別々に行い、その分費用がかかる。

◆富山市議会(27人)の会派構成
自民 16人
公明 4人
長月の会(議長・副議長) 2人
民政ク 2人
共産 2人
社民 1人

◆ 本会議の出席人数と 自主解散に必要な同意
全員出席→22人以上
1人欠席→21人以上
2人欠席→20人以上
3人欠席→20人以上
4人欠席→19人以上

北日本新聞社

最終更新:10/18(火) 0:48

北日本新聞

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