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キャッチャーとは…タマを捕り守る者 「大谷165キロ」時代、プロでも痛い!その時の備え

withnews 10/20(木) 7:26配信

 プロ野球のクライマックスシリーズ最終ステージで、日本ハムの大谷翔平投手(22)が投じた直球が、プロ野球史上最速の165キロを計測しました。それも3球も。最高速度140キロと言われる成田エクスプレスよりも速いスピードで、石のように硬いボールが、プロのグラウンドでは飛び交っているのです。そんなボールが当たった時のことを想像してみてください。痛そうですよねえ。そして特に男性のみなさん、それが「あそこ」を直撃したりしたら……。そんな恐怖を解決してくれるもの。それが「キンカップ」なんです。(朝日新聞スポーツ部記者・小俣勇貴)

【画像】君の名は「ファウルカップ」 選手生命を守る大事なところの大事なプロテクター

不測の事態から守ってくれる「カップ」

 急所を直撃された時の、あの理不尽な痛みを経験された方は多いのではないでしょうか。プロ野球で、その急所が最も危険にさらされているポジションは、捕手です。プロですから、160キロを超える直球だったとしても投球なら捕れます。怖いのが、ファウルチップです。捕球直前で軌道が変わり、捕手を襲うのです。

 よく映像で、捕手の「大事なところ」にファウルボールが当たって悶絶している姿を見て思わず笑ってしまうときもあるのですが、当事者からすると、とんでもない痛みだそうです。

 そんな不測の事態から守ってくれるのが、正式名称「ファウルカップ」。通称では「急所カップ」や「キンカップ」と呼ばれています。(キンカップという通称の由来はご想像の通りだと思います)

「対処法は、無い」

 今夏の球宴で大谷投手とバッテリーを組む可能性があった西武の炭谷銀仁朗捕手(29)に聞いたことがあります。もちろんファウルカップは着けていますが、ガードがある分、直撃しないだけで、痛いことは痛いそうです。

 このカップはスライディングパンツやスパッツにある専用の隙間に入れたり、専用のサポーターで固定したりするのですが、捕手もこまめに動くので、うまくフィットしていないことがあるそうです。

 そんなときに不意に打球が当たった痛みは?

 「口では説明できないですね」

 では、対処法は?

 「無い。とにかく動く。動かないと、無理」

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最終更新:10/21(金) 10:25

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