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相場全体が膠着、上がれば売られ下がれば買われ

ZUU online 10/19(水) 8:10配信

朝、家を出るときには真っ暗な時期になって来ました。それでも昨日はとても暖かく、半袖ポロシャツでも歩けるくらいでした。株式市場は閑散小動きという状況が続き全然熱くなりませんが、中間決算の発表で好決算となるものがあれば、盛り上がりもあるかもしれません。

相場を見る上で、新聞を読むこともあるかもしれませんが、新聞でも何だか的外れなことが書かれていることが多いような気がします。今朝の新聞でも日銀がETF(上場投資信託)を買うのが動かない要因だとか、1日何回も取引をするのが良いような書き方をしていましたが、一日に何回も取引をする人は「普通ではない」と思います。それはそれで投機としての参加ですから、良いと思いますが、あくまでも参加者の一部であるということです。日銀が買っているといっても日銀も参加者の一部なのですから、それはそれで「買い手の一人」として動きをみていき、自分の投資に合わせて対処して行くということが正解なのだと思います。

米国株は堅調ですが、一時円安に振れていた為替が円高気味となったことから本日の日本市場は堅調ながらも上値の重い展開になりそうです。中間決算の発表を控えて積極的に手掛けにくく、どうしても値動きの軽い小型銘柄を物色することになるのでしょう。

17,000円水準での上値の重さを改めて確認することになりそうです。17,000円水準を超えて17,000円台定着となるには決算動向や為替動向が気になるということでどうしても手仕舞い売りも出てきそうです。ただ、一方で下値を売り急ぐ材料もなく、引き続き16,000円台後半で小動きとなると思います。

■本日の投資戦略

方向感に乏しい展開が続いています。中間決算の発表を控えていることでここは積極的に買えないということなのでしょう。特に悪い決算が出て売られても一過性ということも多いのですが、目先の値動きに敏感になる相場ですから、どうしても下がるかもしれないものは買えないということなのでしょう。

また、一方で上がるかもしれないものは売れないということで売り急ぐ動きもなく、相場全体が膠着しているということです。市場参加者も目先の値動きに反応する参加者ばかりで腰の据わった買いが見られないということもあるのでしょう。日銀の買い期待も根強く売り難いということでもあり、当面は上がれば売られ、下がれば買われるということなのだと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:10/19(水) 8:10

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