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橋本愛、東京が大好きになった 心境の変化を語る

シネマトゥデイ 10/19(水) 8:16配信

 映画『バースデーカード』で天国にいる母の思いを受け止めながら、少女から大人の女性へと成長していく主人公を等身大で演じた橋本愛(20)。『告白』で鮮烈な印象を残してから早6年、さまざまな作品で活躍し続ける橋本が、本作への思いやデビュー当時の葛藤を語った。

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 本作は、『江ノ島プリズム』などの吉田康弘監督が自ら書き下ろしたオリジナル脚本を映画化した感動の人間ドラマ。橋本演じる紀子が10歳のとき、自身の余命を悟った母・芳恵(宮崎あおい)は、子供たちが20歳になるまで毎年、誕生日に手紙を送ることを約束し、この世を去る。そして、その言葉通り紀子のもとに母から届けられるバースデーカードには、紀子を大人の女性へと導く“人生のヒント”が記されていた。

 これまで個性的な役が多かった橋本は、「王道をいくど真ん中の作品をやったことがなかったのでとても新鮮でした。ごく普通の人たちの人生に“輝き”を見いだしていくところに愛おしさを感じた」と笑顔を見せる。さらに「前向きなエネルギーをすごく感じたし、母親という存在が一人の人間として娘の目に映る瞬間も好きですね。わたし自身も、母を一人の女性として認識する時期があったのでとても共感できた」とかなり手応えを感じているようだ。

 ただ一点だけ、自身の経験から、紀子が自立していく過程を描く中で不安要素があったという橋本。当時、まだ出演は決まっていなかったが、脚本に心酔していたことから、吉田監督と積極的にディスカッションを行ったという。「もともとの脚本は、20歳までお母さんからのメッセージを素直に受け止めて、そのまま順調に自立して結婚、という流れだった」そうで、「わたしの経験上、反抗期もないまま20歳になった紀子ちゃんが、自分の足で立っている姿が想像できなくて。すごく足腰が弱そうで怖いです」と思いを伝えたという。

 これに共感した吉田監督は、すぐに脚本を修正。多感な時期に差し掛かった紀子が自我に目覚め、母親からのメッセージを素直に受け入れられない、という描写が加えられ、紀子の成長過程がよりリアルで健全なものに生まれ変わった。「理解と共感がないと紀子ちゃんになれないので、彼女と同じ頃の自分の気持ちを引っ張り出してきた」という橋本。その思いが、本作の隅々に生きている。

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最終更新:10/19(水) 8:16

シネマトゥデイ

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