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【英国】インフレ率、9月は1%に加速 2014年11月以降で最高

NNA 10/19(水) 11:45配信

 英政府統計局(ONS)は18日、9月の消費者物価指数(CPI、2015年=100)が101.1ポイントとなり、前年同月比1%上昇したと発表した。衣料品やホテル、自動車燃料が押し上げ、8月の0.6%から伸びが加速。2014年11月以降で最高を記録した。
 
 最大の押し上げ要因となった外食・ホテルは2.9%値上がりし、8月の2.3%から伸びが加速した。衣料品・履物は1%上昇し、前月の1.2%低下からプラスに転じた。運輸は1.2%上昇。うち、自動車燃料は1.4%伸びた。住宅・水道・電気・ガス・その他燃料は0.2%値上がりしている。
 一方、食品・非アルコール飲料は2.3%低下。航空運賃は大きく8.3%値下がりし、共に押し下げ要因となった。
 価格変動の激しいエネルギー・食品・アルコール飲料・たばこを除いたコアインフレ率は1.5%と、前月の1.3%から伸びが加速した。
 住宅所有者の住宅関連コストを含む新たな物価指標「CPIH」の上昇率は1.2%。カウンシルタックス(住民税)などを含み、年金や賃金交渉で参考にされる小売物価指数(RPI)は2%伸びている。ONSがRPIに代わる新指標として試験的に導入している「RPIJ」は1.3%上昇した。
 CPIは前月比で0.2%上昇。衣料品・履物が5.2%値上がりした。一方、運輸と食品・非アルコール飲料はそれぞれ2.3%、0.1%値下がりしている。
 英中銀イングランド銀行は8月の金融政策委員会(MPC)で、政策金利を0.5%から0.25%に引き下げることを決めた。2009年3月以降で初の利下げで、史上最低水準を更新。金融資産購入による量的緩和策についても、3,750億ポンドから4,350億ポンドに拡大した。英国の欧州連合(EU)離脱の決定による国内経済への打撃を軽減するためで、今後も一段の金融緩和の可能性を示唆している。

最終更新:10/19(水) 11:45

NNA