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【ドイツ】ドイツ銀、米の銀価格不正操作で投資家と和解

NNA 10/19(水) 11:45配信

 独金融最大手ドイツ銀行は、他行と共謀して銀価格を不正に操作していた疑惑をめぐり、損害賠償を求めていた米の複数の投資家に対して3,800万ドルを支払うことで和解した。マンハッタン連邦裁判所に17日提出された法廷文書を元に、ロイター通信が報じた。
 この文書の中で投資家側の弁護士は、この取引が他行との和解のきっかけになる可能性を指摘している。和解は4月から予想されていたものの、これまで条件が決まっていなかった。和解には裁判所の承認が必要となる。ドイツ銀行はコメントを控えている。
 投資家は、ドイツ銀行が1999年以来、英金融大手HSBCやカナダのノバ・スコシア・バンクと「シルバー・フィックス」と呼ばれる秘密会合を毎日開いて銀価格を不正に操作し、スイスのUBSはこの価格を利用していたと主張。これにより年に約300億ドル分の銀や銀関連の金融商品の価格が抑えられ、銀行は不当な利益を得ていたという。
 地方裁判所の判事は10月初め、3行が2007年から2013年に銀価格を共謀して操作し米独占禁止法に違反したことについて、投資家側の申し立ては十分であるとの判断を示していた。ただしUBSについては、操作から利益を得たものの、価格操作への関与は示されないとして投資家側の申し立てを棄却した。

最終更新:10/19(水) 11:45

NNA