ここから本文です

吾妻山噴火警戒1に下げ 火口周辺の規制解除

福島民報 10/19(水) 9:41配信

 気象庁は18日、吾妻山(福島、山形両県)の噴火の兆候が認められなくなったとして、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)へ引き下げた。福島市は同日、一切経山の大穴火口から半径500メートル以内への立ち入り規制を解除した。
 福島県は19日午前10時に浄土平から酸ケ平までと酸ケ平から一切経山までの2つの登山道、同日午後5時に磐梯吾妻スカイライン高湯ゲート-土湯ゲート間(28.7キロ)の夜間通行止めを解除する。火山ガスの影響で平成22年6月から立ち入りを規制している浄土平から大穴火口付近を通り一切経山に至る「直登ルート」は、引き続き規制する。
 気象庁によると、今年5月以降、火山性地震は少なく、大穴火口では地熱域の拡大は認められなかった。11日の現地調査でも特段の変化はなく、火口付近に設置した傾斜計の数値も吾妻山の膨張傾向が収縮傾向だった。ただ、火山ガスへの注意を呼び掛けている。
 噴火警戒レベルは5段階で示される。吾妻山の噴火警戒レベルは平成26年12月、小規模噴火の可能性があるとして1から2に引き上げられていた。

福島民報社

最終更新:10/19(水) 10:52

福島民報