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40兆円超!タンス預金は危険です-11億円詐取事件で考えた

投信1 10/19(水) 17:35配信

三井住友銀行で巨額詐取事件が発覚

先週、三井住友フィナンシャルグループ <8316> 傘下の三井住友銀行における巨額詐取事件が明らかになりました。逮捕された容疑者(54歳)は、同行の元行員で都内支店の副支店長を務めていた人物です。逮捕時は既に懲戒解雇となっていたため「元行員」ですが、犯行時は現役バリバリの行員ですから、完全な内部犯行ということになります。

金融機関は、まずは厳格な社内調査を実施すべき

報道されたところによれば、同容疑者は、外貨取引のオンラインシステムを不正に操作することで、2007年頃から合計約11億円を詐取していたということです。金額も巨額ですが、約10年間にわたり、毎年のように何回も実行されてきたというのですから、あきれて開いた口がふさがらないとは、まさにこのことではないでしょうか。

メガバンクである同行を含めた各銀行は、一般預金者や取引者に対しては、振り込め詐欺被害に対する厳重な注意を喚起しています。そして、振り込め詐欺被害の未然防止策の一環と称して、1日の預金引き出し額や、現金による振込時に対して上限設定を実施しています(注:いずれもATM使用時)。

そんなことよりも、先ずは行内の内部調査をしっかりやれ! と言いたくなるのは筆者だけではないでしょう。

詐取した資金のうち約3億円が“タンス預金”として自宅に

ところで今回、筆者が下世話にも注目したのは、その詐取した巨額資金の用途です。過去、このように詐取された大金は、投資失敗の損失補填、ギャンブルなどの遊興費、愛人への供与などに使われ、犯行が明るみになった時点では残額がほとんどないようなケースが多かったように思われます。

様々な報道によれば、約11億円は借金返済や遊興費、交際女性(愛人)への高級マンション供与といったお決まりのパターンに加え、子供の教育費にも充当されていたようです。そして、最大の注目は、残額が約5億円もあり、そのうち約3億円を“タンス預金”として自宅に隠していたということです。

“騙し取った金だから、バレることを恐れて隠していたのだろう”と思う人もいるでしょう。しかし、残額5億円のうち2億円は、本人名義の口座にちゃんと預金されていたようです。ということは、あえて“タンス預金”を選択したのでしょうか。

実際、同容疑者は取り調べの中で「将来のために残しておいた」と供述している模様です。昨今の不透明な世相が、タンス預金に向かわせているのでしょうか? 

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最終更新:10/19(水) 17:35

投信1

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