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北陸新幹線ルート、先送り報道否定 与党PT新座長「年内に方向性」

福井新聞ONLINE 10/19(水) 8:03配信

 北陸新幹線の敦賀以西ルートなどを協議する与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)は18日、メンバーが入れ替わって初の会合を開き、ルート選定の議論を加速させることを確認した。稲田朋美防衛相の後任でPT座長に就いた自民党の茂木敏充政調会長は、敦賀以西について「年内に一定の方向性を見いだせれば望ましい」と述べ、先送りはしない考えを強調した。

 国土交通省は▽小浜・京都▽舞鶴経由▽米原-の敦賀以西3ルートについて、4月下旬から所要時間や概算事業費、需要見込みなどを調査している。近く調査結果を与党PTに示し、下部組織の検討委で12月中旬までに中間取りまとめをする。それを受け、あらためて与党PTを開くことを確認した。

 ただ、各ルートの沿線自治体や国会議員が誘致に向けた要望活動を活発化させており、選定の議論は難航も予想される。福井県が要望している年内の小浜・京都ルート決定に向け、正念場を迎える。

 会合の冒頭、茂木座長は「既着工区間、決められている区間について、できるだけ前倒してやることを最優先に取り組みたい」と述べた。非公開の会合後、記者団に「国交省の調査結果は今月にはあると思う。まとまったら速やかに2回目のPTを開く。調査結果がどういったものになるか次第だが、できるだけ早くルートを決定したい」と強調、「ルート年内決定先送り」との一部報道は否定した。

 PTは、北陸・九州・北海道新幹線の整備促進のため、それぞれに検討委員会を設けて議論している。8月の安倍再改造内閣発足を受け、PT、検討委ともにメンバーが若干入れ替わった。

 PTメンバーには、福井県関係でこれまでの山本拓衆院議員、滝波宏文参院議員に加え、前復興相の高木毅衆院議員が就いている。今後再開される敦賀以西ルート検討委には、福井県から高木氏が委員に加わる。

 高木氏は「早期ルート決定では一致した。さまざまな課題があるが、一日も早く決めていきたい」と述べた。

最終更新:10/19(水) 9:06

福井新聞ONLINE