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中国産マグネ対日価格/2年ぶり高値、2520~2540ドル

鉄鋼新聞 10/19(水) 6:00配信

アルミの添加材などに使われる中国産マグネシウム地金市況が続伸している。18日時点の対日価格はCFR(船賃込み本船引渡し条件)2520~2540ドルと、直近の3週間で3~4%上昇。年初から約600ドルもの伸びを示し、2年ぶりに2500ドル台を突破した。主要生産地のメーカーの減産や過剰在庫の解消にともない、需給タイト感が急速に強まっている。
マグネ市況は今年1月に1830~1850ドルの安値を付けた後、10カ月にわたってジリ高基調で推移している。
非鉄専門商社タックトレーディング(上島隆社長)は「絶対的な生産不足の状況にある」と要因を分析する。同社によると、原料となるフェロシリコンも高騰し、どこまで値上がりするかめどが立たないとみられる。そのためメーカーも先高を見込んで販売に消極的な姿勢をみせており、タイト感に拍車を掛けている。
先週はほとんどのメーカーが見積もりを停止し、既存の契約をキャンセルするといったこともあったもようだ。
上島社長は「メーカー在庫が枯渇し、中国国内のアルミ業界向け販売も好調な中、需要家の在庫積み増しなどによる仮需が発生すれば2800ドルまで上昇する可能性もある」と観測する。

最終更新:10/19(水) 6:00

鉄鋼新聞

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