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東京のパワースポット「井草八幡宮」の、5年に一度の神事とは?

TOKYO FM+ 10/19(水) 12:12配信

江戸の粋から古き良き昭和まで、東京の過去を旅する、TOKYO FM「シンクロのシティ」のコーナー「ハナコマチ」。今回ご紹介するのは、東京タワーから北西の方向。杉並区荻窪にある神社「井草八幡宮」の5年に一度の神事「流鏑馬」のお話です。

流鏑馬(やぶさめ)を見たことがありますか?
馬に乗り颯爽と走り、的に向けて矢を放つという、どこからどう見てもカッコいい競技。
もちろん歴史は古く、日本古来の伝統武芸です。

平安時代から行われていたとも言われている、この武芸。
一度は廃れたものの、江戸時代、徳川吉宗の命で再び稽古が行われるようになりました。
幕府の弓馬訓練場のあった高田馬場では、将軍の誕生や病気平癒の祈願として流鏑馬が度々行われ、武術としてだけではなく神事としての意味合いも持つようになりました。

そんな流鏑馬を、東京でも見られることをご存知でしょうか。
場所は都会も都会、荻窪近くにある「井草八幡宮」です。
杉並区善福寺にある八幡宮で、青梅街道と早稲田通沿いにある大きな神社。
明治時代までは、源頼朝が名付けたとされる昔の地名から「遅野井八幡宮」と呼ばれていました。

北口では約9メートルの灯篭、東口では大鳥居がお出迎えしてくれる入り口。
一歩入ると、都会の喧騒を一瞬で忘れてしまうほどの自然豊かな森です。
その広さ、なんと約1万坪。まさにパワースポットといった雰囲気です。
中に進んでいくと立派な神楽殿。
ここでは能や狂言が催されるそうです。
また、本殿は杉並区で最も古い木造建築物だそう。

そんな井草八幡宮で、5年に一度行われているのが参道での流鏑馬。
雨天は中止になるため、一度雨が降ると10年見られないこともあるので、行われるときは大変な人気だそうです。
本当に間近で見ることができるため、迫力満点。
矢が的にあたったときは大歓声が起こるそうです。

今年はその5年に1度の年。流鏑馬が行われる日程は、10月23日の日曜日です。
雨が降らないように祈りつつ、井草八幡宮へ、おでかけしてみてはいかかでしょうか。


(TOKYO FMの番組「シンクロのシティ」2016年10月18日放送より)

文/岡本清香

最終更新:10/19(水) 12:12

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