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架線不要の電車、川越工・電車班が製作 文化祭での運行へ調整続く

埼玉新聞 10/19(水) 10:31配信

 短時間で充電できる特殊な蓄電装置を使った電車製作に取り組んでいる埼玉県立川越工業高校(川越市)の生徒たちが、校内で台車の試験走行を行った。装置への充電を非接触(ワイヤレス)で行う試験も実施。一般客を乗せて運行する今月29、30日の文化祭に向け、調整が続けられている。

 同校「電車班」の生徒たちが取り組んでいるのは、大容量で高速充電ができる「キャパシタ」と呼ばれる特殊な蓄電装置を複数つなげて動力源にし、走らせる電車の製作。そうすることで、架線がなくても電車の走行が可能になる。充電はワイヤレスで行うようにし、電車がホームで停車している間に充電できる仕組みを目指している。

 この日は、校内に長さ約60メートルの線路を設置。200個のキャパシタを充電し、人を乗った状態で、台車を複数回にわたって走行させた。その後は、消費した電気をワイヤレスで充電。再び走らせることにも成功した。電車の車体は今後、オリジナルのものを完成させる。

 電車班副班長で3年生の橋本拓生さん(18)は、「電車が走れることは確認できたが、充電の仕方などをもう少し改善する必要がある。電車班のみんなで頑張ってきたので、文化祭で絶対に走らせ、たくさんの人に乗ってもらいたい」と話していた。

最終更新:10/19(水) 10:31

埼玉新聞

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