ここから本文です

欧露の探査計画「エクソマーズ」 着陸機19日に火星到達へ

AFPBB News 10/19(水) 15:31配信

(c)AFPBB News

【10月19日 AFP】欧州宇宙機関(ESA)は16日、生命およびその痕跡を探査する目的で、ロシアと協力して進めている火星探査計画「エクソマーズ(ExoMars)」で、母船の無人周回機トレース・ガス・オービター(TGO)から、着陸機を火星表面へと向け分離させた。着陸機は今後3日間かけて火星表面に到達する。

 着陸探査機スキャパレリ(Schiaparelli)が分離する際、TGOからの情報送信に遅れが生じた。地上管制官の間には緊張が走ったが、その後に復旧したことがAFPの取材で確認されている。着陸機は幼児用プールほどの大きさで、重さは約600キロ。

 TGOとスキャパレリは今年3月、欧露火星探査共同プロジェクト「エクソマーズ」第1弾として打ち上げられた。打ち上げから7か月後、グリニッジ標準時(GMT)16日午後2時42分(日本時間午後11時42分)、地球から4万9600キロ離れた地点で計画通り母船のTGOから切り離された。スキャパレリは19日に火星表面に到達する予定で、その間にTGOは低高度軌道に向かう。

 エクソマーズは、ESAが13年前に失敗以降、初めてとなる火星着陸計画だ。TGOの役割は、スキャパレリを火星に運ぶことと火星大気の調査だ。火星の大気には二酸化炭素が多く含まれており、これについては、微細な生物によって排出された可能性もあるとされている。

 一方のスキャパレリの役割は、火星大気への突入および着陸する際の技術の確認とデータの採取だ。ここでのデータは、今後、次の段階で投入される火星着陸探査車の運用時に利用される。

 探査車は、2020年中に打ち上げられ、半年かけて火星に到着する予定。火星では、ドリルを使って地面に穴を開け、生命体もしくはその痕跡を探す。映像はESAが11日に公開したCGイメージ。(c)AFPBB News

最終更新:10/19(水) 15:31

AFPBB News

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

信用履歴が(まだ)ない人のためのスマートローン
TEDフェローのシヴァーニ・シロヤのスタートアップ企業InVentureでは、携帯電話のデータを使って個人の信用情報を作り上げることで、新興世界に眠っている購買力を目覚めさせようという事業をしています。「クレジット・スコアのようなシンプルなもので、自分の未来を自分で築き上げる力を人々に与えることができるのです」 [new]