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【高校秋季東北大会】キーワードは「気感動」 盛岡大付、足使う新たなスタイルで選抜出場確実に

Full-Count 10/19(水) 9:37配信

4年ぶりの選抜へ、「打ち合いだったら酒田南の方が上」と走塁に力入れて勝利

 高校野球の秋季東北大会は18日に準決勝2試合が行われた。第2試合では盛岡大付が5-4で酒田南を下し、7年ぶりの決勝進出。4年ぶりの選抜大会出場を確実とした。

 9回に1点差に迫られる、しびれる試合を制し、決勝に駒を進めた盛岡大付。昨年は準決勝で敗れ、ベスト4止まりだった。「準決勝を勝とうという思いが強すぎて空回りした。今年は優勝しようと言ってきたので、センバツ大会出場がかかっているということを重く感じなかった」と関口清治監督。反省を生かし、2009年以来となる決勝進出を喜んだ。

 盛岡大付といえば、打力が持ち味。だが、この日の相手・酒田南も高い攻撃力で勝ち上がっていた。「酒田南はバッティングが素晴らしい。同じ勝負をしていては勝てない」と関口監督。そこで、17日の休養日の練習では走塁に1時間半ほど時間をかけ、この日の試合前練習でも確認した。「打ち合いだったら酒田南の方が上。その分、プラスアルファで足を絡めないと」と関口監督。打つだけではなく、足も使って得点に結び付けた。

岩手県勢初の明治神宮大会出場へ「まだ1試合あるぞ」

 関口監督が「走ることに貪欲さがある」と言う今年の2年生。現チームから始めたのが、練習試合で盗塁した選手に「なぜ、今、走ったのか」と尋ねることだ。「行けると思ったから」といった曖昧な答えは許さず、投手のクセや捕手の配球など、しっかりとした根拠を述べさせるようにした。キーワードは「気付いて、感じて、動け」という意味の「気感動」。特に秋のチームはまだどこも完成度は低いため、何かしらの突破口がある。「気付いて感じても動かなければ成立しない」と、勇気を持って挑ませた。

 この日、安打数は同じ12本だったが、酒田南の盗塁0に対し、盛岡大付は3盗塁。序盤ではけん制で挟まれる場面もあったが、後半の2つの盗塁は得点に絡んだ。

 決勝進出は7年ぶり。勝てば初優勝で、岩手県勢初の明治神宮大会出場も決まる。「いいゲームを展開したい。選手にはまだ1試合あるぞ、と声をかけたい」と関口監督。打力に足を絡める盛岡大付が新たなスタイルで優勝旗を掴み取る。

高橋昌江●文 text by Masae Takahashi

最終更新:10/19(水) 9:37

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