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本玉真唯らシード勢が好調、予選上がりの伊藤竹秋と塩谷夏美も3回戦へ [世界ジュニアテニス]

THE TENNIS DAILY 10/19(水) 23:00配信

 大阪・靱テニスセンターで開催されている「大阪市長杯 世界スーパージュニア」(ITF Grade A/本戦10月17~23日/ハードコート)は大会3日目、男女シングルスとダブルスの2回戦が行われた。

本戦3日目、女子日本勢は7人が16強入り [世界スーパージュニア]

 男子は、第2シードの綿貫陽介(フリー)と第7シードの清水悠太(西宮甲英高)のシード勢に加え、予選を勝ち上がった伊藤竹秋(慶応義塾高校)が3回戦に進出。

 女子は第3シードの内藤祐希(TEAM YONEZAWA)、第4シードの本玉真唯(S.ONE)、第5シードの宮本愛弓(ローズヒルTC)、第14シードの佐藤南帆(有明TA)のシード勢のほか、永田杏里(南山高女子部)、ワイルドカード(主催者推薦枠)の川口夏実(Club MED)、予選上がりの塩谷夏美(グリーンテニスプラザ)の7人が16強入りを果たした。

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 ディフェンディング・チャンピオンの本玉は、1回戦に続くフルセット勝負をものにした。第1セットは「何を打っても入る感じ」で絶好調。6-1で奪ったが、そこで少々気が緩んだのが今日の反省点だ。相手は、先月の兵庫国際ジュニア(グレード4)で優勝、準優勝と、2週連続好成績を挙げたチェン・ペイシュアン(台湾)。

 第2セットの前半で1-4とリードを広げられ、後半で4-5まで追い上げて5-5にするブレークポイントも握るが、結局4-6でセットを失った。最終セットは「もう一度気持ちを引き締めて、相手にミスをさせるプレーを心がけた」と本玉。第2セットのムードを引きずらず、2-2から4ゲームを連取した。

 昨年の優勝者という重圧はないのだろうか。ポスターにもプログラムにも写真が大きく使われ、そのポスターは地下鉄の車両内や、他の私鉄沿線の駅構内など至るところに貼られている。

「(連覇は)あまり考えないようにしてるし、ポスターも見ないようにしています(笑)」

 ライジング打法で繰り出す本玉のショットはバウンドしてから伸びがあり、見た目以上に重い。多くのプレーヤーが手こずっている印象があるが、世界のトップジュニアたちにはそれをものともしないパワーがあることも確かだ。

 一年前の優勝以来、グレードAの大会では一度も2回戦を突破できなかった。ラリーの主導権がなかなか握れないのだ。そういう経験の中で、より早い攻撃パターンを磨き、サービスも強化してきた。その取り組みの成果をさらに発揮していきたい。
 
 男女ともに上位シード勢が勝利する中、予選突破の塩谷と伊藤も快進撃を見せている。

 先月、ジュニア・デビスカップの代表メンバーとして、田島尚輝(TEAM YONEZAWA)、川上倫平(狛江インドアジュニアATPチーム)とともにハンガリーで戦ってきた伊藤は、ほかの2人が姿を消す中での3回戦進出となった。

 対戦相手は第5シードの堀江亨(関スポーツ塾・T)を破ってきたヤンキ・エレル(トルコ)。第1セットは5-7で失ったが、第2セットは「だんだんリラックスできた」と6-2で奪い返すと、最終セットも第1ゲームをブレーク。第2ゲームを40-15としたところで、ヤンキが足の付け根の痛みで棄権した。

「この勝ち方だと実力じゃないと思われるけど、周りにどう見られているかは気にしないで明日もしっかり自分のテニスをしたい」

 海外経験がほとんどなく、グレードA大会の出場も初めての伊藤は、控えめながらもこの舞台を楽しんでいるようだ。ここから先の挑戦はもっと楽しくなるだろう。

(テニスマガジン/ライター◎山口奈緒美)

最終更新:10/19(水) 23:00

THE TENNIS DAILY

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