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鯨類研究所が太地町に支所

紀伊民報 10/19(水) 17:00配信

 古式捕鯨発祥の地で知られる和歌山県太地町が、南極海での調査捕鯨などをしている「日本鯨類研究所」(東京都)の支所を町内に誘致することが19日までに分かった。今後5年以内での開設を目指すという。

 三軒一高町長によると、2011年の東日本大震災で、宮城県石巻市の研究施設「鮎川実験場」が津波で被災し閉鎖されたことを受け、鯨研に誘致を打診していた。このほど合意に達したという。

 支所ではクジラに関するDNA解析などの調査研究に取り組むほか、骨格標本や資料などを保存する予定。詳細については調整中だが、高台にある元「グリーンピア南紀」の用地の一部に町が建て、鯨研に貸すことを計画しているという。

 三軒町長は「太地町では30年かけてクジラの学術研究都市をつくる構想を進めている。日本でトップクラスのクジラを研究している施設を誘致したいと運動を進めていたのが実った」と話している。

最終更新:10/19(水) 17:00

紀伊民報