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白山の発酵食、ブランド化 市観光連盟、近く認定

北國新聞社 10/19(水) 2:26配信

 白山市観光連盟は、市内特産の優れた発酵商品をブランド認定し、「海から山まで白山発酵街道」の統一名称をつけることを決めた。今後ロゴマークを作成する予定で、発酵食ブームを追い風に、県内だけでなく首都圏や関西などでの販路拡大を目指す。18日には市内で発酵商品の審査会が開かれ、同連盟は近く第1期のブランド認定商品を発表する。

 白山市は日本酒やみそ、しょうゆ、フグの卵巣のぬか漬けなど、海の幸や山の幸を使った、さまざまな発酵商品が存在する。さらに冬期間、雪に閉ざされる白山麓地域には、てんば菜の漬けものや、にしん大根、大根葉の塩漬けなどの発酵保存食が受け継がれている。

 これら発酵商品の製造元は大半が中小企業や個人経営店であり、販路を開拓するのは限界があった。昨年3月に同市で開かれた「全国発酵食品サミットin白山」では、事業者から販路開拓につながるブランド化を求める意見が相次いだ。

 白山市観光連盟は同サミット以降、物産事業部会が中心となってブランド化に乗り出した。事業者に既存商品の改良を促す活動や、消費者アンケート調査などを行い、今年に入ってからは東京在住の発酵料理研究家・高橋香葉氏をアドバイザーに招くなど準備を進めてきた。

 18日に鶴来公民館で開かれたブランド認定審査会には、市内22社から56商品が出品され、同部会の12人が審査員となって試食した。ブランド商品は▽発酵食品である▽原材料に白山市産を含む▽販売者もしくは製造者の表記が白山市内の業者である-などの条件が設定され、審査員は味や見た目、香りなどを確かめた。

 同連盟は11月24日~12月31日に市内の地産地消推奨飲食店で催される「発酵食まつり」で、認定商品を紹介する予定。物産事業部の吉田昇市部会長は「ブランド化を通じ、事業者間に横のつながりが生まれ、新商品が開発される可能性もある。ブランド化を軌道に乗せ、発酵食の魅力を広く発信したい」と話した。

北國新聞社

最終更新:10/19(水) 2:26

北國新聞社

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