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中国人民元:6年ぶり安値近辺、一時上昇も続かず-先安感根強い

Bloomberg 10/18(火) 17:39配信

中国人民元は18日、ドルに対し6年ぶりの安値近くで推移している。米金融当局が利上げすれば元安圧力が強まるとの懸念が根強い。

ソシエテ・ジェネラルは18日の調査リポートで、本土市場の人民元が今後1年で1ドル=7.1元に向かうのは「避けられない」と分析。現在の元安はさらに2、3カ月続く可能性があると付け加えた。ブルームバーグ調査の予想中央値では今年末の人民元は1ドル=6.75元、2018年末は同6.82元と見込まれている。

上海市場の人民元は現地時間午後3時40分(日本時間同4時40分)現在、1ドル=6.7394元とほぼ変わらず。0.05%上昇する場面もあったが、上げは続かなかった。香港のオフショア市場では1ドル=6.7456元。一時は同6.75元を付ける寸前まで元安が進んだ。

豪コモンウェルス銀行の為替ストラテジスト、アンディ・ジ氏(シンガポール在勤)は「米国の選挙が近づき投資家のリスクテーク意欲が低いことや米当局の年内利上げの可能性があることを背景にドル高が進めば、人民元の対ドル下落も続くことになる」と分析した。

原題:Yuan Trades Near Six-Year Low as Fed Rate Bets Add to Pressure(抜粋)

Tian Chen

最終更新:10/18(火) 17:39

Bloomberg