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欧州株:1カ月ぶり大幅高、鉱業株と銀行株に買い-金融政策を楽観

Bloomberg 10/19(水) 1:55配信

18日の欧州株式相場は幅広い銘柄が買われ、指標のストックス欧州600指数は約1カ月ぶりの大幅高となった。景気を後押しする金融政策が維持されるとの楽観が強まった。

商品高を背景に、鉱業銘柄は1年2カ月ぶり高水準で推移した。世界的なインフレ見通しが徐々に高まっているものの、米利上げは段階的になるとの観測からドルが売られ、コモディティーが買われた。銀行株指数はイタリアとスペインの銀行主導で約2カ月ぶりの大幅上昇。企業決算も注目され、フランスの醸造メーカー、レミー・コアントローは1.5%、ドミノ・ピザ・グループは6.5%それぞれ上げた。売上高が予想を上回ったことが手掛かり。

ストックス600指数は前日比1.5%高の342.48で終了。ここ3営業日で2回目の上げとなった。同指数は9月に4カ月ぶりの高水準に達したものの、中銀政策をめぐる臆測が上値を抑えていた。欧州中央銀行(ECB)は20日の定例政策委員会で金融政策を決定する。ブルームバーグが実施した調査では、エコノミストの大半はECBが12月会合で国債購入プログラムを延長すると見込んでいる。CMCマーケッツ(ロンドン)の市場アナリスト、ジャスパー・ローラー氏は「欧州株を買う最も強い根拠は企業業績への期待といった話ではなく、ECBが量的緩和プログラムを延長し、これがリスク資産を支える可能性があることだ」とし、欧州株の「バリュエーションは米国株よりも比較的低い」と語った。

ベルウェーを中心に英住宅建設銘柄が買われた。通期利益が予想を上回った同社は、増配する方針を打ち出した。アイルランドの格安航空会社ライアンエアー・ホールディングスは4.9%高と、一時の下げから反発。同業の英イージージェットは5.1%値上がり。一方、英高級ブランドのバーバリー・グループは7.2%の大幅安。上期の卸売売上高が予想以上に落ち込んだ。

原題:Europe Stocks Rebound With Miners, Banks Amid Policy Speculation(抜粋)

Julie Edde, Namitha Jagadeesh

最終更新:10/19(水) 1:55

Bloomberg