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米国債:上昇、コアインフレ率が予想下回る-利上げ観測が後退

Bloomberg 10/19(水) 5:24配信

18日の米国債相場は5年債を中心に上昇。9月の消費者物価指数(CPI)ではコアインフレ率の伸びが市場予想を下回り、トレーダーが織り込む年内の米利上げ確率は低下した。

5年債利回りは2週ぶりの水準に低下。米労働省の発表によると、9月の食品とエネルギーを除くコアCPIは前月比0.1%上昇で、伸びは市場予想(0.2%上昇)を下回った。イールドカーブはスティープ化。5年債と30年債の利回り格差は6月以降での最大付近となった。

ノバスコシア銀行の米国債トレーディング責任者、チャールズ・コミスキー氏は「コアCPIは市場予想を若干下回り、それがイールドカーブをスティープ化させている」と指摘。「予想を下回るコアインフレ指標は金融当局を若干後ずさりさせた」と続けた。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後5時現在、5年債利回りは前日比約3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.22%。終値ベースで3日以来の低水準となった。同年債(表面利率1.125%、2021年9月償還)価格は99 1/2。

10年債利回りは3bp低下の1.74%。5年債と30年債の利回り格差は約1.28ポイントに広がった。

債券市場のインフレ期待指標である10年ブレークイーブンレート(米10年債と同年限インフレ連動債との利回り差)は約1.68ポイント。

先物市場に織り込まれる12月までの利上げ確率は約63%と、前日の66%から低下。この算出は利上げ後の実効フェデラルファンド(FF)金利が0.625%になるとの仮定に基づく。

原題:Treasuries Gain as Tepid Inflation Data Muddle Fed Rate Outlook(抜粋)

第6段落以降を追加し、更新します.

Yun Li

最終更新:10/19(水) 6:33

Bloomberg