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韓国ロッテの辛東彬会長を起訴-横領や背任の罪で

Bloomberg 10/19(水) 15:33配信

韓国の検察当局は19日、ロッテグループの辛東彬(重光昭夫)会長を横領や背任の罪で起訴した。韓国当局による汚職捜査ではこの数年間で最大級規模となり、ロッテの経営への影響がさらに深刻化しそうだ。

検察によると、辛会長(61)はロッテに1750億ウォン(約160億円)を超える損害を与えたとされる。会長の兄である辛東主(重光宏之)ロッテホールディングス(HD)前副会長と父親で創業者の辛格浩(重光武雄)氏も金融犯罪で起訴された。

ロッテは法廷で説明していくとし、良い企業になるための努力を継続するとコメントした。

ロッテの混乱は、経営権をめぐる創業者一族の争いが昨年表面化したことで始まった。規制当局の調査や検察による捜査が業務にも影響し、子会社の新規株式公開(IPO)延期や米化学メーカーのアクシオールへの買収提案の撤回につながった。

7月には辛会長の姉である辛英子氏が横領などで逮捕・起訴された。8月には辛会長の側近だった李仁源副会長が聴取を受ける数時間前に遺体で見つかり、捜査が一時的に中断された。

ロッテは「チェボル(財閥)」と呼ばれる家族支配の複合企業で韓国5位。テーマパークから化学まで幅広く事業を手掛ける。

金融犯罪で有罪判決を受けたチェボルのトップが服役することはまれだが、前例はある。SKグループの崔泰源会長は2013年に横領などの罪で実刑判決を言い渡され、15年に大統領の特赦を受けるまで服役した。

原題:Korean Prosecutors Indict Lotte Chairman Shin for Corruption (1)(抜粋)

3段落目にロッテの反応を加えました.

Sohee Kim

最終更新:10/19(水) 18:39

Bloomberg