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祐綺ちゃん助けて 心臓病と闘う棚倉の9カ月女児

福島民報 2016/11/16(水) 9:55配信

 福島県棚倉町の会社員中川西(なかがわさい)純一さん(29)、かおりさん(27)夫婦の娘で拡張型心筋症を患う生後9カ月の祐綺(ゆき)ちゃんを助けようと、友人や勤務先の同僚らが「ゆきちゃんを救う会」を結成し、米国での心臓移植手術に必要な費用を集める活動を始めた。夫婦と救う会が15日、県庁で記者会見し協力を呼び掛けた。
 救う会は約2億9千万円を目標に善意を募る。会によると、内訳は手術を受けるコロンビア大学病院に先払いする医療費概算金に2億350万円、医療予備費2千万円、渡航費6千万円、現地滞在費5百万円、事務局経費150万円。目標額の達成を受けて渡米し、ドナーが見つかり次第、優先的に移植手術を受けるという。
 家族が5月下旬に祐綺ちゃんが苦しそうに呼吸しているのを見つけた。福島医大に救急搬送された結果、左心室が大きくなり、ポンプ機能が低下し、全身に血液が送れない状態と診断された。
 現在は大阪府内の病院に転院している。血液の循環を助ける小児用補助人工心臓を取り付けているが、期間が長引けば血栓による脳梗塞や脳出血を引き起こす恐れが高まる状態だ。会見に同席した医師によると、国内ではドナーが少なく、海外での手術が迫られている状況だという。

福島民報社

最終更新:2016/11/16(水) 9:55

福島民報