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侍Jの4番候補に“明暗” 筒香3億も中田は届かず、数字で見る両者の差とは?

Full-Count 2016/12/2(金) 8:20配信

筒香が大幅昇給で先に年俸3億円に到達、中田は2億8000万円でサイン

 侍ジャパンで4番候補と期待されるDeNA・筒香嘉智外野手、日本ハム・中田翔内野手が1日、そろって契約更改。筒香は今季年俸の1億円から2億円アップの年俸3億円で、中田は年俸2億4500万円から3500万円アップの年俸2億8000万円でサインした。(金額は推定)

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 筒香は今季、打率.322に加え、44本塁打、110打点でセ・リーグ打撃タイトル2冠を達成。球団初のクライマックスシリーズ進出の原動力となった。一方の中田も打率.250ながらも、25本塁打で自己最多の110打点をマーク。2年ぶり2度目のパ・リーグ打点王に輝き、チームのリーグ優勝、日本一に貢献した。

 筒香はセ・リーグ外野手部門、中田はパ・リーグ一塁手部門で、ともにベストナイン選出。チーム戦績は中田の方が上だが、筒香が大幅昇給を勝ち取り、先に3億円に到達する形となった。所属リーグ、チームは違えど、どこに差が生まれたのか。

 2人とも所属チームでは4番を任されている。4番に求められる仕事は勝負強さ。試合を決める打撃だ。2人の得点圏打率は筒香が.393(112打数44安打)、中田は.264(197打数52安打)だった。打点数では大差はないものの、筒香が中田に比べて少ない得点機で結果を残しているのが分かる。チャンスに強い打撃を見せたといえる。

得点圏打率に加えてOPSでも大きな差、中田は「ゴウのようになりたい」

 さらに、出塁率は筒香が.430に比べ、中田は.308だった。出塁率と長打率とをプラスした値を示すOPSは筒香が驚異の1.110を記録。中田は.738でリーグ19位だった。お互い打撃タイトルを取ったベストナイン選手だが、大きな差が出ている。中田自身、1日の会見で「ゴウ(筒香)のようにチャンスに強い打者になりたい」と後輩スラッガーに“敬意”を表した。

 11月の侍ジャパン強化試合では全4試合で中田が4番スタメンだったが、結果を残せず「不甲斐ない」と振り返った。一方、筒香は5番で存在感を見せた。ただ、昨秋のプレミア12では筒香の後ろを打った中田が爆発的な打撃を見せ、国際大会で勝負強さを見せた。

 第4回WBCまで、もう100日を切っている。3月までに両者がどれだけ仕上げてくるのか、そして、どんな4番争いを繰り広げるのか。侍ジャパンの世界一奪回へ両雄の活躍は欠かせないだけに、“揃い踏み”に期待したいところだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:2016/12/2(金) 8:20

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