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2016年に米国で最も売れたCDはモーツァルトの200枚組ボックス・セット

CDジャーナル 2016/12/14(水) 19:06配信

 2016年に米国で最も売れたCDが、モーツァルトの没後225年を記念して10月に発売された200枚組のボックス・セット『Mozart: 225 The New Complete Edition』であることが米「ビルボード」誌により発表されました。同作はCD200枚組から成り、ストリーミングやダウンロードではリリースされておらずCDのみでの販売。日本語解説テキストが付属する輸入盤国内仕様は『モーツァルト新大全集』(483-591 58,700円 + 税)のタイトルで10月28日(金)に発売されています。

 1756年1月27日に生まれ、1791年12月5日に没したモーツァルトは、先日没後225年を迎えたばかり。このボックス・セットは、その225年を冠してのリリース。アメリカ1位の報を受け、ユニバーサルミュージックの制作者ポール・モーズリーは「何年もの歳月をかけての研究や資料収集の賜物として、このような結果が出たことを光栄に思います。ビートルズやAbbaに劣らずモーツァルトの不朽のメロディは、私たちの人生と共にあると言っても過言ではないでしょう。この新たな全集が、モーツァルトの没後225年を記念するにふさわしいセットになった事に心より感謝申し上げます」とメッセージを発表しています。

 『モーツァルト新大全集』は、モーツァルトの全作品をCD200枚(240時間)に完全収録。ザルツブルク・モーツァルテウム財団とキングス・カレッジ・ロンドンのモーツァルト学者クリフ・アイゼン(Cliff Eisen)教授のサポートを得て制作されました。アイゼン教授が新たに執筆したモーツァルト略歴や、世界の著名なモーツァルト学者30名による作品別の解説をすべて日本語訳で収めた、2冊のハードカバーブックも付属しています。2016年になってチェコ・プラハで楽譜が発見された、モーツァルトの好敵手アントニオ・サリエリとの共作による歌曲「K477a」の世界初録音や、自筆譜が最近発見されたソナタイ長調K331「トルコ行進曲付き」ロンドの初録音も収録されています。

 ユニバーサルミュージックジャパンの担当者は、「没後225年を経てなお、CD年間売り上げトップの座に躍り出るとは、驚きです。自分自身、商品を手に取り音を聴き、あらためてモーツァルトの世界に浸る幸せを実感しています。ぜひ一人でも多くの方とこの感動を共有できればと願っています」とコメントしています。

最終更新:2016/12/14(水) 19:06

CDジャーナル