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液体ミルク製造へ 福島乳業、32年秋の出荷を目指す

福島民報 2016/12/21(水) 10:03配信

 法令が未整備のため国内で市販されていない乳児用の液体ミルクの解禁に向けた検討が政府内で進められていることを受け、福島市の福島乳業は液体ミルクの製造を目指し検討に入った。早ければ平成32年秋に出荷したい考え。同社の岩沢俊夫会長と飯塚尚峯社長が20日、福島民報社を訪れ、計画を明らかにした。
 同社は来年夏までに学識経験者らでつくる検討委員会を社内に設置する。技術的な検討結果を踏まえた上で実施計画を策定し、早ければ31年度に乳児用液体ミルクを製造する新工場の着工を目指す。製造した液体ミルクは、災害備蓄用として全国の自治体からの需要を見込んでいる。
 乳児用液体ミルクは、粉ミルクと異なり湯で溶かす必要がなく封を切ればそのまま飲ませることができる。海外で市販されているが、国内では食品衛生法に基づく安全基準がないため製造販売は事実上認められていないという。
 岩沢会長は「許認可など乗り越えるべき壁はあるが、福島の新たな産業として復興を後押ししたい」と語った。同社の宮崎重光営業本部マネージメント推進室長兼広域流通担当部長が一緒に訪れた。

福島民報社

最終更新:2016/12/21(水) 14:34

福島民報

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