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日本のエンタメ企業がマカオのカジノホテル買収計画=オーナーは竹内力さん

マカオ新聞 1/4(水) 12:40配信

 昨年(2016年)末、日本でIR(カジノを含む統合型リゾート)推進法が施行となり、いよいよ日本国内におけるカジノ解禁が現実のものになろうとしている。そんな中、世界最大のカジノ都市、マカオで日本のエンターテイメント企業によるカジノホテル買収計画があることがわかった。

 俳優・アーティストのマネージメントや映画・テレビドラマなどの映像作品の企画、製作、販売を手がける株式会社リキプロジェクト(本社:東京都渋谷区)の竹内力代表取締役会長ら幹部が今月(1月)1日、マカオで本紙の取材に対し、マカオの著名レストランを複数傘下に持つ現地飲食業大手のG&L Group(中国語社名:怡柱集團 本社:マカオ)とリゾート観光及びコンサルティング事業を手掛ける総合商社企業のZANN Group(本社:米国ネバダ州)と提携し、マカオのカジノホテルの買収計画を進めていると明かした。

 同社によれば、世界のカジノ関係者からの注目度が高いマカオにおいて、日本のエンターテイメント、アミューズメント、カルチャー、食といったコンテンツを統合したホテルの創造にチャレンジし、日本型リゾートカジノビジネスの先駆者としての実績を積み上げたい考え。

 リキプロジェクトの竹内力代表取締役会長は、「日本企業や日本人はもっと積極的に世界進出すべきであり、エンターテイメントやアミューズメント分野も早く世界に通用するレベルにならなければならない」とした上、「今後は世界各地から年間約3000万人以上のインバウンド旅客が訪れるマカオにおいて、エンターテイメントを中心とした日本らしさが光るカジノリゾートホテルのスタイルを確立し、日本のエンターテイメント、アミューズメント、カルチャーのアジア、そして世界に向けた発信拠点にしたい」と語った。映画やドラマ等のロケ地としてホテル施設を提供するほか、マカオを舞台とした日本・マカオ合作映画の製作も手掛けたい意向もあるという。

 「今回のプロジェクトは、およそ1年前から水面下で準備をしてきたもの」といい、「目下、複数あるという買収候補ホテルのオーナー側と交渉及び政府関係者との交流も順調に進んでいる」とのこと。買収金額については「数百億から1千億円規模」となる見込み。「最終的な買収候補先を絞り込んだ後、春節(旧正月)明けにあたる今年(2017年)2月末にも契約を予定しており、その際にはマカオでプレス発表会を開催する」とした。「すでに、日本を含む海外各国の企業から提携などのオファーも多数届いている」のだという。

 なお、「今回のプロジェクトには膨大な買収及び改装費用がかかるほか、カジノ関連ビジネス経験のない自社にとって多少の不安はあることも事実とのことだが、世界の優良企業との提携、経験豊かな人材がパートナーとして存在することなどを挙げ、自信を持って前に進むことができる」とした。

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最終更新:1/4(水) 12:40

マカオ新聞

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