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草津のふるさと納税11億円 年末に急増 「返礼の感謝券人気」分析

上毛新聞 1/5(木) 6:00配信

 本年度の草津町への「ふるさと納税」による寄付の申し込みが昨年12月末時点で計11億6836万円となり、2015年度の8億8599万円を大幅に上回ったことが4日、分かった。12月だけで約6億円と申し込みが集中した。

◎35市町村総額は14年度の4倍に

 昨年4~12月の申込件数は1万3025件で、15年度全体を2271件上回った。11月に約1億8500万円、12月には約5億9600万円の申し込みがあったという。

 急増した要因について、町の担当者は「寄付額の半額相当を町内の宿泊施設や飲食店での支払いに使える感謝券で返礼する仕組みが観光客の人気を集めている。ふるさと納税のホームページを一新するなど、継続した情報発信の効果も出ている」と分析している。

 町は、ふるさと納税による寄付を原資にして、新年度に小中学校などの給食費無料化や町内在住の高校生を対象にした就学補助金の増額を実施する方針。温泉街の街並みの整備にも充てる考え。黒岩信忠町長は「納税していただいた皆さんに感謝している。湯畑周辺の整備など魅力ある街づくりを進めていきたい」と話している。

 県の集計によると、15年度の寄付額が県内市町村で最も多かったのは草津で8億6932万円。中之条6億3425万円、榛東3億3157万円、富岡2億4500万円と続いた。35市町村の総額は14年度の約4倍となる29億3576万円で、地域限定の金券など特典が充実している市町村への寄付が多かった。

最終更新:1/5(木) 6:00

上毛新聞