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駐韓大使 総領事館前の少女像設置に「極めて遺憾」=一時帰国

聯合ニュース 1/9(月) 11:58配信

【ソウル聯合ニュース】韓国の市民団体が釜山の日本総領事館前に旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像を設置したことへの対抗措置として日本政府が一時帰国を決めた長嶺安政・駐韓大使は9日午前、帰国前に金浦国際空港で記者団に対し、「少女像設置は極めて遺憾」と述べた。

 また、「日本政府は1月6日に当面の措置を発表した」として、「この措置の中に私と森本釜山総領事の一時帰国が含まれ、これから日本に(向けて)出国する」と述べた。その上で、日本では関係者との間で打ち合わせなどを行うと明らかにした。記者団からの質問は受け付けなかった。

 長嶺大使に先立ち、森本康敬・釜山総領事は同日午前、釜山の空港を出発した。

 日本政府は6日、長嶺大使と森本総領事の一時帰国措置を発表。通貨交換(スワップ)の取り決め協議を中断し、ハイレベル経済協議を延期する方針も明らかにした。これを受け、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は長嶺大使を呼び、遺憾の意を表明。外交部は「尹長官と長嶺大使は慰安婦合意を着実に履行していく立場をあらためて確認し、政府間の信頼関係に基づき、両国関係を継続的に発展させていくとの認識で一致した」と説明した。

 ただ、今後、両国の国民感情を刺激する言動がある場合、駐韓日本大使の不在が長期化する可能性も排除できない。

 2012年当時、李明博(イ・ミョンバク)大統領が独島を訪問した際と2005年に日本の独島領有権主張をめぐる対立の激化でそれぞれ帰国した武藤正敏大使と高野紀元大使はいずれも12日後に韓国へ戻った。

最終更新:1/9(月) 12:17

聯合ニュース