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編成面はCFG、社長も口出せず/中村俊輔移籍解説

日刊スポーツ 1/9(月) 7:56配信

 横浜の元日本代表MF中村俊輔(38)が磐田へ移籍することが8日、両クラブから発表された。

 世界各地でクラブ運営を手がけるCFGは横浜の株式を20%強取得している。経営面の効率化を進める中、チーム人事は16年に一変した。社長がサッカーに精通する嘉悦朗氏から、親会社の日産自動車のアジア地域で社長業を転戦してきたビジネス通の長谷川亨社長へ交代。編成の中核を担う強化担当も代わった。日産自動車サッカー部出身の下條佳明氏が16年3月に退任し、CFGが白羽の矢を立てたアイザック・ドル氏、利重孝夫氏が要職に就いた。監督人事や新外国人獲得など編成は少数株主ながらCFGの意向が反映される。サッカー界に入り間もない長谷川社長は事実上、口を出せない状態だったとみられる。

 CFGルートで年俸1億円超、3年契約で獲得したFWカイケが活躍どころか問題児だったことも、選手の不信感に拍車をかけた。長年支えた裏方スタッフも次々と契約を更新しないと通達され、体制は劇的に変化。中村の移籍は、マリノスの色が薄れた現状に警鐘を鳴らす側面もあったようだ。横浜は今月中旬に新体制発表を予定。攻撃の柱のFW斎藤学は海外移籍を希望し、川崎Fなどがオファーを出している。中村の移籍で主力選手が流出となれば、昨季の名古屋のようなJ2降格の悲劇を招く可能性もある。

 ◆シティー・フットボール・グループ イングランドのマンチェスターC、米のニューヨーク・シティー、オーストラリアのメルボルン・シティーを傘下に置くサッカーのグローバル企業。本社は英マンチェスター。サッカークラブ、育成機関、テクニカルサポートやマーケティング企業などで構成されている。14年5月、横浜と資本提携。15年には日本の活動拠点としてシティー・フットボール・ジャパンが設立された。

最終更新:1/9(月) 7:56

日刊スポーツ

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