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(朝鮮日報日本語版) 「日米が提案した合同演習、韓国の拒否で頓挫」=朝日新聞

朝鮮日報日本語版 1/10(火) 22:11配信

 北朝鮮の潜水艦に対応するために米国と日本が提案した韓米日3か国の合同軍事演習について、韓国政府が反日感情など韓国国内の世論を意識して難色を示し、実現しなくなったと朝日新聞が10日付で報じた。

 同紙によると、先月16日にソウルで開催された韓米日の安全保障関連協議で、米・日は韓国も含めた対潜水艦戦闘の合同演習の実施を提案。昨年、韓日の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が締結されたことから、韓米日がこの協定に基づき新たな防衛協力体制を構築するという趣旨だった。同紙は、韓国が合同演習を拒否した理由について「朴槿恵(パク・クンヘ)政権が推進したGSOMIAに対する批判の声が韓国国内で高まっているため」と分析した。

 朴政権がGSOMIAを締結したのは、対北朝鮮監視を強める上で、北朝鮮関連の情報収拾能力で先行する日本の情報資産を活用するためだった。日本は北朝鮮の潜水艦を探知する対潜哨戒機などの戦力面で韓国を上回っている。しかし、朴大統領の弾劾訴追という政局で、慰安婦問題をめぐる交渉やGSOMIA締結に対する批判の世論が急激に高まり、韓日の軍事協力にも影響が出ている。朝日新聞は、韓国の国会議員経験者の話を引用し「現在の韓国政界は、朴政権の業績を全て否定する空気が強い」と書いた。

 また、韓国は米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備問題で中国との関係が悪化しているため、これ以上の韓中関係の悪化を防ぐために韓米日の合同演習を拒否したとの見方もある、と朝日新聞は伝えた。

 これについて韓国国防部(省に相当)の関係者は「(先月の協議で)合同対潜演習について話し合われたのは事実だが、われわれが拒否したわけではない」と同紙の報道を否定し「今後さらなる話し合いを行うことにした」と述べた。

最終更新:1/10(火) 22:12

朝鮮日報日本語版

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