ここから本文です

富山市の病院 男性の不妊症外来を開設へ/富山

チューリップテレビ 1/10(火) 19:59配信

 不妊症とは、避妊していないのに1年以上妊娠していない状態のことですが、現在、世界には、10組に1組の割合で不妊症の夫婦がいるとされます。

 そして、原因内訳のうち、全体の半数近くが男性に原因があることが分かっています。

 そうしたなか、男性の不妊症専門の診療外来が11日から、富山市内の病院に開設されます。

 「男の場合は『俺はどこに行けばいいんだ』と、そういうので、ちょっと迷ってしまって受診をためらって、そのままにしてしまうという人が、実は相当いるんじゃないかと私は思っております」(済生会富山病院・風間泰蔵泌尿器科部長)

 こう話すのは、済生会富山病院の風間泰蔵医師。

 県内では唯一、長年にわたり男性の不妊症治療を専門にしてきました。
 この病院の泌尿器科では、これまでも男性の不妊症治療をおこなってきましたが、専門の診療外来を設けることで、男性が、より受診しやすくなるのが狙いだといいます。

 「不妊症の治療の目的というのは、精子を増やすことではなくて、赤ちゃんをもうけてもらうことなので」「睾丸全体を調べるとですね、子だねが全くない無精子症という言われる人でも、精子が少し生き残ってる場合が結構あると言われてます。それを手術して探しにいくんです。顕微鏡で」(風間泰蔵医師)

 男性の不妊症は、どこの泌尿器科でも診察はしてもらえますが、県内で、診察から検査、手術まで一貫した治療を行えるのは、済生会富山病院だけです。

 「女性の場合だと何回も通うじゃないですか、男性の治療というのはどうなんですか、そのあたり?」(記者質問)

 「治療することで精子の数を上げることができる病気もあるんです。そういう場合はちょっと長くなります。手術ももちろん必要かもしれないし、お薬もずっと続けないといけないかもしれない」(風間泰蔵医師)

 県では、おととしから、男性の不妊治療費の補助制度を設けていて、精子を採取する手術の場合、最大15万円を助成しています。

チューリップテレビ

最終更新:1/10(火) 19:59

チューリップテレビ