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イチロー視線独占!オリ新人合同自主トレに異例の初日“乱入”

サンケイスポーツ 1/11(水) 7:00配信

 初日からイチ劇場だ!! オリックスの新人合同自主トレが10日、ほっともっとフィールド神戸でスタート。病気療養中の育成ドラフト5位・中道勝士捕手(22)=明大=を除く13選手が参加したが、自主トレ中の米大リーグ、マーリンズのイチロー外野手(43)の登場に大興奮。主役のはずのルーキーはもちろん、首脳陣や報道陣の視線を、球界のレジェンドが独り占めした。

 球場の空気が一変した。新人合同自主トレ初日にまさかのレジェンド登場。イチローが首脳陣、報道陣、ルーキーの視線を独占した。

 「初めてですよ、こんな人の数…」

 ティー打撃中。イチローはそばに立っていた福良監督に声をかけ、苦笑いを浮かべた。それもそのはず。毎年恒例となった古巣の新人選手と天才の対面とはいえ、開始日は異例。関係者によると年明けから多忙で屋外トレーニング日の確保が難しく、初日を承知の上で施設を借りたという。

 練習前、偉大な後輩の“乱入”を知った指揮官も背番号「51」の関係者に「(午前)11時からやるの? うちは10時からやで。イチローに『端っこでやって』と言っておいてよ」とニヤリ。気心知れた将ならではのツッコミだが、イチ劇場の幕開けは必然だった。

 外野で遠投すれば、皆が熱視線。合間にはルーキーたちにベンチ裏で「イチローです」と自らあいさつした。合同トレは見送られたものの、D1位の山岡泰輔投手(東京ガス)が「ファン目線で見ていました」と言えば、D2位の黒木優太投手(立正大)も「イチローさんばかり見てしまった。体のやわらかさを見習って、息の長い選手になりたい」と感激した。

 新人が去った後のフリー打撃では、1、2軍スタッフが巧みなバットさばきにくぎ付け。福良監督も「変わっていない。たいしたもの。自分もタイミングの取り方とか勉強になった。若い選手は見てほしいね」とうなった。

 当人が後輩の門出の日への“お邪魔”に恐縮しようが、そっとしておいて! というのが無理な話だ。日米通算4308安打。43歳にして、いまだ一線級。世界のイチローが間違いなく、主役だった。

最終更新:1/11(水) 7:00

サンケイスポーツ